出願番号 |
特願2008-148917 |
出願日 |
2008/6/6 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
特開2009-295838 |
公開日 |
2009/12/17 |
登録番号 |
特許第5234457号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
レーザー共振器 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
レーザー共振器 |
目的 |
円筒対称偏光ビームのうち、複数のリング状強度分布を有する高次横モードについて、特定次数の横モードのみを安定かつ選択的に発生することが可能なレーザー共振器を提供をする。 |
効果 |
円筒対称偏光ビームのうち、複数のリング状強度分布を有する高次横モードについて、特定の次数の高次横モードを安定かつ選択的に発生することが可能となる。 |
技術概要
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レーザー共振器における円環状の損失機構を有する光学素子1の斜視図を、図1に示す。円筒対称偏光の一つである径偏光のみを選択的に反射可能な自己クローニング型フォトニック結晶反射型偏光子2上に、径偏光に対する反射率を大きく低下させた円環状の損失部3が設けられる。自己クローニング型フォトニック結晶反射型偏光子2は、同心円状の溝構造を有しているのに対し、円環状の損失部3は、放射状の溝構造を設けることで、フォトニック結晶構造における反射特性を変化させる。図2に、円環状の損失機構を有する光学素子1と凹面反射鏡4とからなるレーザー共振器の正面図を示す。Nd:YAG結晶5をレーザー媒質とした、一般的なレーザー共振器とすることができる。なお、レーザー媒質はNd:YAG結晶5に限らず、他のレーザー媒質を用いてもよく、共振器を構成する凹面反射鏡4は凸面でも平面でもよい。図3に、発振したレーザー光の測定例を示す。図3(a)は、発振したビームの横断面強度分布であり、図3(b)から(d)は、直線偏光板透過後の強度分布を示している。図3中の矢印は、直線偏光板の透過偏光方向を示している。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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