型成形体の製造方法

開放特許情報番号
L2010003078
開放特許情報登録日
2010/4/23
最新更新日
2013/8/29

基本情報

出願番号 特願2008-009126
出願日 2008/1/18
出願人 前澤工業株式会社
公開番号 特開2009-166420
公開日 2009/7/30
登録番号 特許第5295574号
特許権者 前澤工業株式会社
発明の名称 型成形体の製造方法
技術分野 機械・加工、土木・建築
機能 機械・部品の製造
適用製品 型成形体
目的 より軽量化を図ることができ、しかも内周面または外周面に凹部を有する円管状の型成形体をも成形することができる型成形体の製造方法を提供する。
効果 パッドを型成形体内に残して脱型をするので、パッドの抜き勾配を考慮する必要がなく、したがって、凹部の容積を大きくすることができ、軽量な型成形体を得ることができる。また、内周面または外周面に凹部を形成した円管形状の型成形体の製造も可能になる。
技術概要
成形される型成形体Aの素材よりも軽量なパッド6を複数配設して成る成形型枠1を使用し、成形型枠1内にスラリー状の素材Sを打設する打設工程と、スラリー状の素材Sを養生する養生工程と、パッド6を型成形体Aに残存した状態で型成形体Aを成形型枠1から脱型させる脱型工程とを経て型成形体を得る。成形型枠1に植設された、溶融可能なパッド6を、脱型工程に先立って、硬化した型成形体Aを成形型枠1の内面に沿った方向に移動させ型成形体1に残存させ、さらに養生工程以後にパッド6を型成形体から溶融除去する。パッドを接着剤によって成形型枠に接着し、脱型工程に先立って、硬化した型成形体を成形型枠の内面に沿った方向に移動させ、接着剤を破断して、パッドを型成形体に残存させる。パッドを接着剤によって成形型枠に接着し、脱型工程に先立って、接着剤を溶融して、パッドを型成形体に残存させる。パッドとして、溶融可能な材質の部材を使用し、養生工程以後に、パッドを型成形体から溶融除去する。成形型枠のパッドは、基部周面に環状凹部を備えている。筒状の成形型枠の内面にパッドを配設し、遠心力成形によって型成形体を得る。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 脱型に際して、成形型枠に対して型成形体を僅かに変位させるだけで、パッドを成形型枠から分離できるので、パッドの分離作業の短縮が図れる。
改善効果2 脱型に際して、成形型枠または型成形体に衝撃を与えることによって接着剤を破断し、それによってパッドを成形型枠から分離できるので、パッドの分離作業の短縮が図れ、パッドの材質が制限されないので、設計的に自由度の高い型成形体を得ることができる。

登録者情報

登録者名称 前澤工業株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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