出願番号 |
特願2007-260677 |
出願日 |
2007/10/4 |
出願人 |
前澤工業株式会社 |
公開番号 |
特開2009-090478 |
公開日 |
2009/4/30 |
登録番号 |
特許第5322341号 |
特許権者 |
前澤工業株式会社 |
発明の名称 |
型成形板の成形装置および型成形板の製造方法 |
技術分野 |
土木・建築、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
型成形板の成形装置 |
目的 |
コンクリート等の非圧縮体スラリーを成形型枠に流し込んで成形する型成形板であっても、一方の板面に連続した平板を有し、他方の板面には複数の凹部を有し、かつ該凹部の開口縁に内方に張り出すフランジを有する型成形板を容易に形成することができる型成形板の成形装置を提供する。 |
効果 |
凹部の開口縁に内方に張り出すフランジを有する型成形板は、凹部を画成するリブがフランジによって補強され、剛性の高い板体となるとともに、該板体を単独で使用することも可能であるが、二枚以上を張り合わせて多層の板体とする場合等には、両者の接着面積を増大させることができる。 |
技術概要
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底板3および底板3を囲うように底板から立設された側板4とを有する成形型枠2と、成形型枠の底板の内面に所定間隔で多数配置したエラストマーパッド5と、それらのエラストマーパッドを、その軸芯に対して半径方向外方へ弾性変形させる変形手段とを備える。このエラストマーパッドは、シリコンゴム、クロロプレンゴム等の合成ゴムが使用され、エラストマーパッドの形状は、円錐台、角錐台等の抜き勾配を備えた形状のものとすることが好ましい。図1に示す成形装置1で、先ず、プレート移動機構9のボルト11を回転させて、プレート8を成形型枠2の底板3から離反する方向に作動させる。すると、ピン7が下方に移動され、それに伴って、図2に示すように、エラストマーパッド5が軸芯に対して半径方向に膨出される。次いで、図3に示すように、成形型枠2内にコンクリートスラリーS1を流し込む。このコンクリートスラリーS1は、例えばセメントを基材として鋼繊維、有機繊維等の繊維を含有させたものである。次いで、自然養生または蒸気養生を行なって、コンクリートスラリーS1を硬化させる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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