出願番号 |
特願2008-226766 |
出願日 |
2008/9/4 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2010-057423 |
公開日 |
2010/3/18 |
登録番号 |
特許第4997606号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
液状食品の短波電界殺菌方法および殺菌装置 |
技術分野 |
電気・電子、機械・加工、食品・バイオ |
機能 |
機械・部品の製造、加熱・冷却 |
適用製品 |
液状食品(牛乳、豆乳、果汁、お茶、水、醤油、食用油、酢)の短波電界殺菌方法、短波電界殺菌装置 |
目的 |
生乳や豆乳などタンパク質を多く含む液状食品であっても、そこに含まれる耐熱性芽胞を殺菌することができる液状食品の短波電界殺菌方法および短波電界殺菌装置を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、液状食品と電極とが直接接触しないため電極表面のたんぱく質等のスケーリングおよびその焦げを回避し、タンパク質を多く含む牛乳や豆乳などの液状食品の連続処理が可能となる。 |
技術概要 |
周波数10MHz〜50MHzの電界を電極表面に設けた絶縁薄膜を介して液状食品に印加する短波電界殺菌方法であり、絶縁被膜は非粘着性かつ電気絶縁性が高い膜厚50μm以下の薄膜を電極表面に密着させるかまたは直接形成させたものであることが好ましい。殺菌処理可能な液状食品としては高熱により変質する恐れのあるタンパク質を含むものが挙げられ、殺菌は電界の印加により液状食品中の耐熱性の微生物を失活させることにより実施される。また、液状食品を通過させるための流路と、この流路を挟んで設けた少なくとも一対の電極と、電極に電界を印加するための短波電源を備え、流路と電極とは電極に密着した非粘着性かつ電気絶縁性が高い膜厚50μm以下の薄膜によって分離されている短波電界殺菌装置である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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