出願番号 |
特願2006-310443 |
出願日 |
2004/4/8 |
出願人 |
小川 英一、太田 智三 |
公開番号 |
特開2007-053810 |
公開日 |
2007/3/1 |
登録番号 |
特許第4235663号 |
特許権者 |
太田 智三、株式会社シリックス |
発明の名称 |
金属対応無線ICタグ装置 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、その他 |
適用製品 |
無線通信 |
目的 |
この発明は、無線移動体識別システムにおいて用いられる金属対応無線ICタグ装置を提供する。 |
効果 |
この発明の装置によれば、電波偏波変換共振反射器の構成はきわめて簡単であって、容易に作製することができ、小型の無線ICタグはそれを用いることにより、容易に金属対応無線ICタグ装置を作製することができる。また、平面共振回路を用いることにより伝播利得を実質的に増大させて通信距離を小型の無線ICタグの単独使用に比較して伸長できる。 |
技術概要
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一般に、RFID(無線移動体識別)システムは、スキャナと呼ばれるリーダ/ライタ機能を持つ質問器と、無線ICタグである応答器とから構成されている。しかし、この無線ICタグは、近傍にある金属の影響を受ける欠点を有していた。 この発明の無線ICタグは、平行な2つの面を有する誘電体基板の裏面全面に接地導体を形成し、表面側にパッチ導体を形成し、電波変換共振反射器を形成するものである。そして、第1の共振周波数と、第2の共振周波数と、上記第1の共振周波数と上記第2の共振周波数との間の周波数のうちいずれかである通信周波数を有して受信はとして入射する第1の無線信号を上記パッチ導体で平面回路共振させ、第2の無線信号に変換して上記無線ICタグに反射させ、上記無線ICタグからの通信周波数を有する第3の無線信号を上記パッチ導体に平面回路共振させ、第4の無線信号に変換して送信波として反射する様にしたことを特徴としたものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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