溝を掘らず、隔膜なしで液中にチューブ状の流路を形成する

開放特許情報番号
L2010002231
開放特許情報登録日
2010/3/19
最新更新日
2010/3/19

基本情報

出願番号 特願2003-302027
出願日 2003/7/24
出願人 青柿 良一、伊藤 栄子
公開番号 特開2004-082118
公開日 2004/3/18
登録番号 特許第4005545号
特許権者 青柿 良一、伊藤 栄子
発明の名称 磁気障壁により形成された液体通路を有するマイクロリアクタ
技術分野 電気・電子、化学・薬品、金属材料
機能 表面処理、検査・検出、環境・リサイクル対策
適用製品 マイクロリアクター、微小分析セル、微細メッキ装置、金属回収装置
目的 微小流路に光粘性液を流し、高効率で反応させる。
効果 高粘度流体を微小流路でも、圧損なく流せる。異物、微小粒子を含んでいても、流路に詰まらず流せる。液液接触(隔膜無)のため、反応効率が良い。
技術概要
液を流したい位置にに強磁性材料(鉄など)を張り付け流路とし、容器に入れる。この容器を磁場中におくと強磁性材料のまわりで磁気分布が強くなると共にエッジが強い磁気分布を持つ。(添付イメージ1) この環境下、反磁性の性質をもつ液(水、海水、溶剤など)を容器に入れる。反磁性の強度や量、磁場強度によっては、強磁性材料ではじかれ、モーゼ現象が現れる場合があるが、一般に量を多くすると流路の強磁性材料は液体で覆われる。この状態で、張り付けた流路の強磁性材料の一方から、常磁性の性質を持つ液体(Ni,Fe,Cuの硫酸溶液等)を流すと、流路の強磁性材料の上に常磁性液体が磁場で囲まれ、チューブ状の流路を形成する。(添付イメージ2)強磁性材料は、任意の幅や形状で張り付けることで、反応部や混合部を任意に形成できる。両方の液体の反応だけでなく、液中に添加した成分での、反応、抽出も可能になる。
イメージ図
実施実績 【試作】  試作機でのデータ収集
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 委細面談による。 対象により共同開発、共同研究可能。

アピール情報

導入メリット 【新規参入】
改善効果1 固体、液体の磁性を利用し、液中に流路を形成する新しい発想であり、高粘度液、微小流路での反応が可能になった。
アピール内容 固体壁に溝を掘り流路をつるのでなく、液中に鉄などの強磁性材料を置き、磁場の中に入れ液を流すと、強磁性材料の上を流路とする隔膜なしのチューブ状状の流路を形成する。 この流路では、固体摩擦による圧損がなく、粘性が高い溶液であっても、流路内ではヘッド差なく瞬時に液を流すことができる。また、流路上は隔膜がなく、二液が接触するため、液間での化学反応、抽出、吸収等が可能である。液に含まれる反応種には、液に溶解するもの以外にも、微粒子、ナノバブルも利用できる。 技術内容で記載するように、磁気を利用していることから、流路でのMHD効果により、流路上の液混合が促進される。 流路幅は、マイクロリアクタでの利用を想定しており、0.01〜5mmで実施確認しているが、磁場形成ができれば、大きな流路幅でも可能。
出展実績 2009年10月21日 知財ビジネスマッチングフェア 2009            (主催:特許庁、近畿経済産業局、近畿知財戦略本部) 2009年11月25日 パテントソリューションフェア2009            (主催:特許庁、関東経済産業局、広域関東知的財産戦略本部)

登録者情報

登録者名称 伊藤 榮子

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
掲載された学会誌 【有】
掲載学会誌名1 J Solid State Electrochem.11:757−762

事業化情報

事業化条件
必要設備 【有】磁場発生装置(永久磁石、超伝導マグネット等)

その他の情報

海外登録国 アメリカ合衆国
関連特許
国内 【無】
国外 【有】  欧州特許庁、アメリカ合衆国
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