出願番号 |
特願2008-186588 |
出願日 |
2008/7/17 |
出願人 |
独立行政法人海上技術安全研究所 |
公開番号 |
特開2010-023631 |
公開日 |
2010/2/4 |
登録番号 |
特許第5403648号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
船舶の噴出気体供給方法及び噴出気体制御装置 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
過給機、余剰ガス、排気ガス |
目的 |
過給機の余剰ガスを利用して気泡を発生させるにあたって、主機の運転に悪影響を与えることなく高効率を維持しつつ、状況に応じ適切に取り出しを制御し、安全化や省エネルギー化を図った船舶の噴出気体供給方法及び噴出気体制御装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、過給機からの余剰ガスのうち、加圧気体及び/もしくは排気の一部を気泡として再利用でき、バブル発生のためのエネルギーを特に要することなく抵抗低減を図り、それによるエネルギー消費の低減を図ることができる。 |
技術概要
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船舶の推進動力を得る主機関と、この主機関の排気により駆動され主機関に加圧気体を送気する過給機とを備える船舶の噴出気体供給方法において、この技術では、過給機と主機関の間から加圧気体及び/もしくは排気の一部を取り出し、この取り出した加圧気体及び/もしくは排気を喫水線以下の船体近傍に噴出するとともに、加圧気体及び/もしくは排気の取り出し量を主機関の熱負荷に関連した物理量と過給機特性とに基づいて制御する。このように、過給機からの余剰ガスのうち、加圧気体及び/もしくは排気の一部を気泡として再利用して船体外部の抵抗を減少させることで、気泡発生のためのエネルギーを別途発生させる必要なく抵抗低減を図り、それによるエネルギー消費の低減を図ることができる。さらにこの際に、加圧気体及び/もしくは排気の取り出し量を主機関の熱負荷に関連した物理量と過給機特性とに基づいて制御するために、船速の変化等を経時的に反映させた制御が達成される。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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