出願番号 |
特願2008-095466 |
出願日 |
2008/4/1 |
出願人 |
独立行政法人海上技術安全研究所 |
公開番号 |
特開2009-248611 |
公開日 |
2009/10/29 |
登録番号 |
特許第5604736号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
船舶の摩擦抵抗低減装置 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
マイクロバブル式、摩擦抵抗低減策 |
目的 |
船舶の航行状況や船舶状況によって適宜、気泡の気泡発生箇所や発生量を変えることが可能で、外乱があっても的確に気泡を噴出することによって有効に摩擦抵抗を低減でき、また気泡発生の作用を利用できる船舶の摩擦抵抗低減装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、航行状態に応じて、船底に設けた複数の気体噴出口から、これに対応して設けた複数の送気手段を制御して気泡が噴出されるため、船側のみに設けた場合に比べ、気泡の上昇が船底自身によって阻害され気泡保持効果が持続でき、少ない気泡量で有効に摩擦抵抗が低減できる。 |
技術概要
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本技術の船舶の摩擦抵抗低減装置は、船舶の船底に気泡を噴出する複数の気体噴出口と、この複数の気体噴出口に気体を送気する前記複数の気体噴出口に対応して設けた複数の送気手段と、この複数の送気手段を駆動する駆動装置と、船舶の航行状態を検出する航行状態検出手段と、この航行状態検出手段の検出結果に応じて前記駆動装置を制御し送気状態を変える制御装置を備える。そして、船舶の航行状態を航行状態検出手段で検出し、この検出結果に応じて制御装置にて駆動装置を制御し、船底に気泡を噴出する複数の気体噴出口の噴出口数および/または気体噴出量を変え、船舶の航行状態に応じて有効に船底に気泡を噴出する制御を行う。また、気体噴出口を船体の平面中心線に対して対称的に配置し、航行状態検出手段の検出結果に応じて複数の送気手段による気体の送気を対称的に制御する。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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