組織硬度評価装置

開放特許情報番号
L2010002068
開放特許情報登録日
2010/3/12
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2009-294097
出願日 2009/12/25
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-130943
公開日 2011/7/7
登録番号 特許第5354599号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 組織硬度評価装置
技術分野 生活・文化
機能 検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 組織硬度評価装置
目的 プローブの押し付け力と組織の変形の関係から組織の硬さに関する値を推定することができる組織硬度評価装置を提供する。又、体組織のように皮膚、脂肪、筋、骨等と階層構造をなす軟組織に対しても、各階層毎に計算することを可能にする。
効果 組織、特に体組織の形状という体積に関係する量に関する情報だけでなく、硬さ(柔らかさ)という質に関する情報を測定できる。
技術概要
この組織硬度評価装置は、超音波プローブおよび押し付け力測定センサからなる測定部と、超音波送受信部と押し付け力受信部と組織変形量検出部と弾性指標計算部と表示部からなる解析部とからなり、押し付け力測定センサは組織への超音波プローブの押し付け力を測定してその測定結果を押し付け力受信部に送り、超音波送受信部は超音波プローブの超音波発信信号の送信を制御し、組織から反射して超音波プローブによって変換された超音波信号を組織変形量検出部と表示部へ出力し、組織変形量検出部は組織の厚さを検出し、その検出結果を弾性指標計算部へ出力し、弾性指標計算部は押し付け力受信部からの信号と組織変形量検出部からの信号を基に組織各層の弾性指標を計算して表示部へ出力する。解析部をコンピュータにより構成する。図にこの組織硬度評価装置のブロック構成図を示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 押し付け力を測定するセンサを超音波プローブに一体に組み込むことで、必要なデータを収集する際のセンサおよびプローブの操作の自由度および操作のし易さを確保し、また可搬性を犠牲にすることなく、適切且つ正確に組織の硬さ(又は柔らかさ)に関する値を得ることができる装置を実現できる。また、センサを超音波プローブに一体に組み込むことで、超音波画像の測定と押し付け力の測定を同時に行うことができる。
改善効果2 組織に対する押し付け力の測定値と、その押し付け時の組織の変形率に相当する組織の超音波のエコー画像とから、組織の硬さに関する値を計算により求めるので、プローブの移動量を測定するための機構を必要としないようにできる。また、体組織のように皮膚、脂肪、筋、骨等と階層構造をなす軟組織に対しても、各階層毎に計算することを可能とする。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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