酸化還元物質の検出における感度増感方法及びそのための装置

開放特許情報番号
L2010002067
開放特許情報登録日
2010/3/12
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2009-293772
出願日 2009/12/25
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-133379
公開日 2011/7/7
登録番号 特許第5311410号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 酸化還元物質の検出における感度増感方法及びそのための装置
技術分野 化学・薬品、電気・電子
機能 検査・検出
適用製品 酸化還元物質の検出における感度増感装置
目的 触媒試薬を全く使用せずに、酸亜還元物質の検出を高感度化することが可能な検出方法及びそのための装置を提供する。
効果 この感度増幅法は、触媒を用いずに溶媒分子光反応により発生するラジカルを用いるため、既存の触媒による感度増幅法では必要であった触媒反応のための厳密な試料溶液条件や、固体の不均一触媒および電極への触媒被覆の高度な加工は不要である。
技術概要
酸化還元物質を電気化学的に検出する方法は、検出対象物質を溶解した試料溶液に光を照射することで溶媒分子からラジカルを発生させ、これを用いて溶液中に存在する検出対象物質の酸化又は還元反応を起こした後に、この酸化又は還元された物質を電極上で再還元又は再酸化を行い、さらにこの再還元又は再酸化された物質を光反応によって再々酸化又は再々還元を行い、さらに続けてこの電極反応を起こす一連のレドックスサイクリングを繰り返し行うことにより、電極上での電子授受量を増幅させる。試料溶液中に存在する検出対象物質を、電気化学反応、化学反応、又は物理吸着により電極上に濃縮する。電極上での電子授受量を測定し、得られた電子授受量から溶媒分子から発生したラジカル量を測定する。電気化学検出方法に用いるための装置は、少なくとも、光反応により酸化又は還元反応を起こす検出対象物質を溶解した試料溶液を収納した検出セル、セル内の溶液中に挿入された電極、及び検出セル内の溶液への光照射手段を備える。溶媒分子光反応利用レドックスサイクリングによる電気化学検出増幅法を示す概念図である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 触媒による電極劣化や検出時の触媒の酸化還元反応由来の電気化学検出のバックグランド信号の増大がないため、測定安定性や検出性能が損なわれずに測定できる。その結果、この触媒の酸化還元反応を防ぐ電極化学修飾など高度な加工も必要とせず、電極安定性も損なわれることはない。
改善効果2 溶媒分子から発生するラジカルを用いるため、既存の酸化剤および還元剤触媒のように増幅後に大量の触媒反応の生成物が残存せず、副反応、沈殿、凝集などによる検出対象物質の共沈や電極吸着による測定妨害が生じない。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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