フルフラールからの100%植物由来化成品の製造方法とその化成品

開放特許情報番号
L2010002044
開放特許情報登録日
2010/3/12
最新更新日
2018/1/8

基本情報

出願番号 特願2011-540529
出願日 2010/11/10
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2011/059013
公開日 2011/5/19
登録番号 特許第5510844号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 フルフラールからの100%植物由来化成品の製造方法とその化成品
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 廃棄植物原料、植物資源への原料転換、生分解性、環境低負荷型プラスチック
目的 フマル酸をフルフラールから得る方法として、塩素酸ナトリウムを酸化剤として用い、フルフラールを酸化し、反応後、沈澱したフマル酸をろ過、分離する方法では、収率が低いこと、塩素酸ナトリウムは有機物と混合・加熱すると爆発性混合物となることなどの難点があることに鑑み、大気中のCO↓2を吸収し成長した再生可能な植物系資源を利用して製造できるフルフラールを原料として酸化反応を利用して植物由来フマル酸及び/又はフマル酸誘導体を効率良く製造する技術の提供。
効果 得られる植物由来フルフラールから調製されるフマル酸及びフマル酸誘導体は、不飽和ポリエステル、医薬品、ポリエステル合成用モノマー、媒染剤、香料等の原料として利用できる。また、食品添加物、サプリメント、飲料やベーキングパウダーへ添加物として利用可能である。さらに、フマル酸及びフマル酸誘導体は、コハク酸及びコハク酸誘導体製造用の有用な原料となる。得られるコハク酸は、pH調整剤やうまみ調味料として利用される。
技術概要
 
この技術は、植物由来フルフラールを酸化反応させて植物由来フマル酸及び/又はフマル酸誘導体を製造する方法において、酸化反応後に当該酸化反応液から固体状の生成物を除去する工程、固体状の生成物を除去後の酸化反応液を加熱しながら酸化反応液から水溶媒の少なくとも一部を除去し、反応液を濃縮する工程、及び酸化反応液から水溶媒の少なくとも一部を除去した後の酸化反応液を冷却して生成物をろ別、回収する工程を含む生成物回収工程を付加するとともに生成物を回収した後の濃縮された酸化反応液中の未反応酸化剤を無害化処理する植物由来フマル酸及び/又はフマル酸誘導体の製造方法である。植物由来フルフラールは、大気中のCO↓2を吸収し、再生可能なセルロース系の植物資源である、もみ殻、わら、トウモロコシ穂軸、サトウキビの絞りかす、綿実殻、竹、廃木材等の農林業廃棄物を希硫酸と煮沸、蒸留することにより得ることができる。原料として燕麦皮やトウモロコシの穂軸(芯)から、約20%の収率で得ることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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