出願番号 |
特願2009-255712 |
出願日 |
2009/11/9 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-099802 |
公開日 |
2011/5/19 |
登録番号 |
特許第4984268号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
軸ぶれ計測方法及び軸ぶれ計測機能を具備した自己校正機能付き角度検出器 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ロータリエンコーダ、加工機械、自動車や航空機のエンジン、安全装置、異常検出装置 |
目的 |
非同期角度誤差を計測する軸ぶれ計測方法を提供するとともに、非同期角度誤差を検出できることで軸ぶれ計測機能をも具備させ、加工機械のスピンドル、エンジン、自動車のドライブシャフト等への各種セットアップも簡単に行える、軸ぶれ計測機能を具備した自己校正機能付き角度検出器の提供。 |
効果 |
この技術によれば、自己校正機能付き角度検出器に内蔵された演算装置、あるいは配線で接続された演算装置に、角度検出器自体に非同期角度誤差を抽出する機能を具備させたから、例えば、エンジンのクランクシャフトや自動車のドライブシャフトに配置される角度検出器に、回転軸のぶれを検出する機能を具備させることができ、小型軽量、低コストで角度検出器の機能性を高めることができる。 |
技術概要
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この技術の軸ぶれ計測方法は、回転軸に固定した目盛り盤の周囲に等角度間隔に複数のセンサヘッドを配設し、センサヘッドの一つを基準センサヘッドとして選択したとき、基準センサヘッドと他のセンサヘッドのそれぞれとの計測差の和を求め、この和をセンサヘッドの個数で除して平均値を得ることにより自己校正値を求めようにした自己校正機能付き角度検出器を使用した軸ぶれ計測方法を提供する。そして、この軸ぶれ計測方法は、基準センサヘッドとして選択するセンサヘッドを順次他のセンサヘッドに変更し、すべてのセンサヘッドについて、これを基準ヘッドとした場合の自己校正値をそれぞれ求める手順と、各自己校正値を、特定のセンサヘッドとの目盛り盤における配置上の角度分だけずらして、特定のセンサヘッドを基準ヘッドとした場合の自己校正値に位相を合わせる手順と、位相変換後の各自己校正値についての平均値を求める手順と、位相変換後の各自己校正値から、位相変換後の各自己校正値についての平均値を減算し、非同期角度誤差のみを取り出す手順とを有している。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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