出願番号 |
特願2009-213242 |
出願日 |
2009/9/15 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2011-063452 |
公開日 |
2011/3/31 |
登録番号 |
特許第5213186号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
積層体及びその製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
積層体及びその製造方法 |
目的 |
基材上に高純度で高品質な結晶薄膜が形成されており、その結晶特性を充分に発揮することのできる積層体、及びその積層体を従来のフラックス法に比べて、低コストで簡便に形成することができ、大型のものを大量に製造できる簡便な製造方法を提供する。 |
効果 |
高純度で高品質な結晶薄膜が基材上で均一に配向制御されて堆積されているため、その結晶薄膜に含有される結晶がナノ無機結晶であってもその結晶の特性を失わず、高機能性積層体となることができる。 |
技術概要 |
アルカリ金属とアルカリ土類金属と遷移金属と卑金属との少なくとも何れかの金属の酸化物、炭酸塩、シュウ酸塩、硝酸塩、塩化物、フッ化物、リン酸塩、アンモニウム塩、及び有機化合物から選ばれる結晶原材料から得られたアパタイト、アルカリ土類金属酸化物、遷移金属酸化物、遷移金属含有複酸化物、卑金属酸化物、卑金属含有複酸化物、又はそれらのドーパント含有化合物からなるナノ無機結晶が、基材上に形成され、積層している積層体である。基材にコーティングされた該結晶原材料と、硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩、クエン酸塩、塩化物、フッ化物、酸化物、水酸化物、及びアンモニウム塩から選ばれるフラックスとが加熱、活性エネルギー線照射又はプラズマ処理により結晶成長して該ナノ無機結晶が形成される。金属は、リチウム、カリウム、ナトリウムから選ばれるアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム、バリウムから選ばれるアルカリ土類金属、チタン、コバルト、ニッケル、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、タンタル、タングステン、インジウム、希土類金属から選ばれる遷移金属、アルミニウム、ガリウム、インジウム、錫、アンチモンから選ばれる卑金属である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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