出願番号 |
特願2008-546879 |
出願日 |
2007/11/29 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
WO2008/065756 |
公開日 |
2008/6/5 |
登録番号 |
特許第5166282号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道大学 |
発明の名称 |
軟骨組織再生治療用骨充填剤 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
関節組織における軟骨組織の再生治療 |
目的 |
自家軟骨組織、軟骨代替物あるいは未分化細胞の移植による治療法とは異なる、全く新規な概念に基づいた、新たな軟骨組織の生体内自然再生治療法を可能にする医療材料の提供。 |
効果 |
損傷を受けた軟骨組織の直下にある下骨に設けた孔ないし溝に充填することで、軟骨組織又は軟骨組織と軟骨下骨の両方の再生を促すことが出来る。この様な治療法は、これまでの自家移植法や培養自家軟骨移植法について指摘されてきた諸問題を全く伴わない、極めて有効な治療法となり得る。 |
技術概要
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この技術の骨充填剤は、架橋網目構造を有する2以上のポリマー(以下、架橋網目構造を有するポリマーを架橋網目ポリマーと表す)によって形成される相互侵入網目構造又は架橋網目ポリマーと直鎖ポリマーとによって形成されるセミ相互侵入網目構造を有するハイドロゲルからなる。この技術における架橋網目構造とは、複数の架橋点を有するポリマーによって形成される網目構造をいう。またこの技術における「相互侵入網目構造」とは、2以上の架橋網目ポリマーが互いの網目構造に進入するように絡みついており、結果として内部に複数の網目構造が形成されている構造ないし状態をいう。例えば複数の架橋点1を有する架橋網目ポリマーAと、複数の架橋点2を有する架橋網目ポリマーBとから構成され、両架橋網目ポリマーが互いに網目に進入して物理的に絡まり合っている構造ないし状態である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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