出願番号 |
特願2005-002976 |
出願日 |
2005/1/7 |
出願人 |
国立大学法人北海道大学 |
公開番号 |
特開2006-042795 |
公開日 |
2006/2/16 |
登録番号 |
特許第4752047号 |
特許権者 |
国立大学法人北海道大学 |
発明の名称 |
細胞培養用基材の製造方法及び細胞培養方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
単位面積あたりの収量(培養された細胞数)の多い細胞培養用基材 |
目的 |
製造コストが低廉で、かつ、品質制御が容易で、単位面積あたりに吸着する培養細胞の数が多い合成高分子からなる網目構造を有するゲルを含有する細胞培養用基材を提供する。 |
効果 |
単位面積あたりの収量(培養された細胞数)の多い細胞培養用基材とさせ、品質が均一で、ウィルス感染のおそれのない培養細胞を大量に得る事が出来る。 |
技術概要
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パラスチレンスルホン酸ナトリウム塩(NaSS)又は2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム塩(NaAMPS)等のスルホン酸基を有する単量体を重合又は共重合した合成高分子を含有するゲルを細胞培養用基材として使用する。構造単位としてのパラスチレンスルホン酸アルカリ金属塩の存在比率を6mol%以上、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸アルカリ金属塩の存在比率を30mol%以上、架橋度を0.1〜10mol%とさせるのが好ましい。製造コストが低廉で、かつ、品質制御が容易で、単位面積あたりに吸着する培養細胞の数が多い合成高分子からなる網目構造を有するゲルを含有する細胞培養用基材とさせ、培養細胞についてウィルス感染のおそれがないという合成高分子の利点を活かしつつ、ポリアクリル酸からなる網目構造を有するゲルを用いた場合より、培養細胞を短時間で伸展させることが出来る細胞培養用基材とする事が出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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