出願番号 |
特願2008-203934 |
出願日 |
2008/8/7 |
出願人 |
独立行政法人水産総合研究センター |
公開番号 |
特開2010-036141 |
公開日 |
2010/2/18 |
登録番号 |
特許第4670087号 |
特許権者 |
国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
発明の名称 |
循環式の水の濾過装置 |
技術分野 |
機械・加工、無機材料 |
機能 |
機械・部品の製造、洗浄・除去 |
適用製品 |
循環式の水の濾過装置、水族館の飼育システム、養魚用飼育システム、下水浄化システム |
目的 |
濾材を間欠的に曝気する循環式の濾過装置であって、大型の水の循環システムに組み込んでも連続的かつ安定的に水位上下作動サイクルの維持が可能であり、かつ設置コストや維持コストを低くすることができる水の濾過装置を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、大型の水の循環システムに組み込んだ場合でも濾過槽内で水位の上昇と下降を一定時間ごとに連続的かつ安定的に繰り返すことができる。そして多くの濾過槽について濾材を間欠的に曝気して酸素の供給量を増加させるとともに、ヘドロ等の蓄積を抑止し長期間にわたって高効率の濾過を続けることが可能である。また、本装置の製作コストを低く抑えることができ、しかも水位の上下に動力を要しないので維持コストも低く抑えることができる。また、本装置は短時間で大量の排水を繰り返すことが可能であり、特に養魚用の飼育システムに適する。 |
技術概要 |
上端を閉止し下端に開口部を設けてあり槽の底面との間に隙間を形成してある外管と、上下端とも開口してあり上端は外管の内方に挿入して外管との間に水路を形成し下端は槽の底面を貫通させてある内管とを備えた濾過槽において、側面が隙間とほぼ同じ程度の深さに水没する比重を備え、外管の外径の1.1倍以上の内径を有する中空状のフロートを外管を囲んで取り付けてあり、槽内の水位が内管の上端まで上昇したときはサイフォンの機構により槽外へ水を排出し、槽内の水位が外管の開口部付近まで下降したときはフロートの作用によりサイフォンの機構を停止させて水位を上昇させることを繰り返して、槽内の濾材を間欠的に曝気する循環式の水の濾過装置である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|