出願番号 |
特願2008-198418 |
出願日 |
2008/7/31 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2010-035431 |
公開日 |
2010/2/18 |
登録番号 |
特許第5311548号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
稲の糖化法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却、加圧・減圧 |
適用製品 |
稲の糖化法、稲の糖化法を用いるエタノールの製造法 |
目的 |
稲わらの各部位における糖化性や粉砕性を考慮して、稲わら中の糖質を効率良く且つ安定的に回収できる方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、稲茎葉部の稈とその他(葉鞘や葉を中心とする部分)を分別することにより、バイオマスを糖化する際の粉砕効率や糖化効率を向上できる。そしてこの技術は稲わらや稲のホールプラントを原料とした、低コスト・低環境負荷の糖化技術の開発に繋がる。特に国産バイオエタノール生産技術開発に新機軸を与えるものである。 |
技術概要 |
稲茎葉部を重量比で全体の7割以上の断片が10cm以下の長さになるように裁断した後、稲茎葉部から稈とそれ以外の茎葉部とを分離して「稈が濃縮された画分」を粉砕処理及び/または80℃以上130℃以下の加熱処理を行った後、セルロース分解酵素、澱粉分解酵素、β−(1→3)、(1→4)グルカン分解酵素及びヘミセルロース分解酵素からなる群より選ばれた少なくとも一種類の酵素を含む条件において酵素糖化し、また一方「稈が濃縮された画分」以外の画分を粉砕処理を行った後、酸処理、アルカリ処理及び水熱処理からなる群より選ばれた少なくとも一種類の前処理を行い酵素糖化する、稲の糖化法及びその方法を用いるエタノールの製造法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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