油脂からのトコトリエノールとバイオディーゼル燃料の同時生産方法

開放特許情報番号
L2010001192
開放特許情報登録日
2010/2/19
最新更新日
2015/7/29

基本情報

出願番号 特願2008-031329
出願日 2008/2/13
出願人 国立大学法人東北大学、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2009-190989
公開日 2009/8/27
登録番号 特許第5700188号
特許権者 国立大学法人東北大学、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 油脂からのトコトリエノールとバイオディーゼル燃料の同時生産方法
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 トコトリエノール、バイオディーゼル燃料
目的 健康機能物質であるトコトリエノールを含むビタミンE類を劣化なしに高効率で回収し、市場に安価に供給すると同時に、高品質のバイオディーゼル燃料を生産する新規な反応・分離プロセスを提供する。
効果 従来、トコトリエノールの原料としてスカム油(原油の1wt%)のみが用いられてきたが、本発明によって、原油自体を原料として使用できるため、トコトリエノールの市場への供給量が50倍程度増大する。
技術概要
油脂に含まれるビタミンE類を陰イオン交換体に吸着及び分離させ、その後、陰イオン交換体から脱離及び回収することを含む、油脂からビタミンE類を製造する方法である。吸着及び分離操作を0℃〜常温で行う。弱酸又は弱酸塩溶液であるクエン酸又はクエン酸ナトリウムとエタノールとの混合溶液を脱離液として使用して、陰イオン交換体からビタミンE類を脱離させる。分離されたビタミンE類から、更に、トコトリエノールを分離する。クロマト分離により、ビタミンE類からトコトリエノールを分離する。油脂中の遊離脂肪酸を陽イオン交換体を用いて脂肪酸エステルに変換させた後に、油脂に含まれるビタミンE類を陰イオン交換体に吸着させる。油脂から得られた陰イオン交換体への非吸着画分とアルコール類とのエステル交換反応により脂肪酸エステルを副生物として同時に製造する。陰イオン交換体が陰イオン交換樹脂である。油脂として米糠油又はパーム油を使用する。脂肪酸エステルを主成分として含有するバイオディーゼル燃料である。樹脂を充填した反応器を用いて、反応及び/又は吸着分離を連続的に行う。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 分子蒸留工程を必要としないため、穏和な操作条件となり、トコトリエノール等ビタミンE類の劣化防止が可能である。また、副生する脂肪酸エステルの熱変性も生じないため、高品質のバイオディーゼル燃料として利用可能となる。さらに、分子蒸留工程のコスト(機器およびランニングコスト)が削減されるため、安価な製造が可能である。
改善効果2 均相触媒を用いる従来法とは異なり、中和・脱塩などの触媒分離操作が不要となる。そのため、簡便な操作でトコトリエノールを回収できるため、安価な供給が実現できる。更に、陰イオン交換体として樹脂という固体触媒を用いる場合には、樹脂を充填した反応器に、反応液を通液するだけの簡便な操作で、反応や吸着分離を行うことが可能となり、連続化も容易となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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