出願番号 |
特願2009-242253 |
出願日 |
2009/10/21 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-150125 |
公開日 |
2010/7/8 |
登録番号 |
特許第4474534号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
チタン酸化物及びその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
携帯電話、ノートパソコン、リチウム二次電池、ハイブリッドカー、電力負荷平準化システム |
目的 |
長期にわたる充放電サイクルに優れ、高容量が期待できるリチウム二次電池電極材料として重要なチタン酸化物について、良質な単一相の製造が容易な製造方法及びチタン酸化物の提供。 |
効果 |
この技術によれば、新規チタン酸化物H↓2Ti↓(12)O↓(25)、TiO↓2(B)、及び両者のインターグロース相が製造可能であり、これらの化合物を電極材料の活物質として使用することによって、優れた特性を有するリチウム二次電池を提供できる。 |
技術概要 |
この技術は、チタン酸化物H↓2Ti↓(12)O↓(25)、TiO↓2(B)、及び両者のインターグロース相及びその製造方法を提供するもので、この製造方法は、ナトリウムチタン酸化物Na↓2Ti↓6O↓(13)をイオン交換する工程によって合成されたLi↓2Ti↓6O↓(13)を、さらにプロトン交換することによって作製されたH↓2Ti↓6O↓(13)を出発原料として、熱処理する工程を含むことを特徴とする。ナトリウムチタン酸化物Na↓2Ti↓6O↓(13)をイオン交換する工程は、リチウム溶融塩を用いるリチウムイオン交換反応を適用することが好ましい。また、リチウム溶融塩を用いるリチウムイオン交換における熱処理温度は、30℃から500℃の範囲内が好適である。プロトン交換する工程は、酸性水溶液を用いるプロトン交換反応を適用することが好ましく、酸性水溶液を用いるプロトン交換反応における熱処理温度は、20℃から100℃の範囲内が好適である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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