水素の貯蔵方法

開放特許情報番号
L2010000897
開放特許情報登録日
2010/2/5
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2009-239945
出願日 2009/10/19
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-084445
公開日 2011/4/28
登録番号 特許第5598898号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 水素の貯蔵方法
技術分野 無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造、機械・部品の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 水素の貯蔵方法、ケイ素含有無機質多孔体への水素吸蔵方法、水素を吸蔵した多孔体、ゼオライト等のケイ素含有無機質多孔体からなる水素吸蔵材料、多孔体とシラン化合物との結合を開裂させることからなる水素放出方法、携帯電気・電子機器に必要な小型電源
目的 エネルギー問題や環境問題に関連して、水素を有効に貯蔵する技術の開発が、最重要技術課題の一つになっている。近年、多孔性材料に水素を吸着させて、水素を吸蔵しようという試みがなされているが、多孔性材料そのもののみに水素を導入・貯蔵し、常温・常圧下でも導入された水素を脱離・放出しないようにできる材料は存在しない。そこで、多孔性材料に対して、常温・常圧下においても安定に水素を貯蔵することが可能であり、しかも、貯蔵した水素を容易に放出することができる新規な方法、およびこの方法に使用できる新規な材料を提供する。
効果 この水素吸蔵方法によれば、ゼオライトなどのケイ素含有無機質多孔体を水素吸蔵材料として用いて、この多孔体の細孔内に水素を導入・貯蔵することが可能であり、貯蔵された水素は、常温・常圧下においても脱離することなく、多孔体の内部に安定に保持される。更に、貯蔵された水素は加熱などの方法によって容易に放出できる。この方法により、携帯電気・電子機器に必要な小型電源として、また、自動車類等の運輸・輸送関連機械のエネルギー源として利用が可能となる。
技術概要
この水素吸蔵方法は、ケイ素含有無機質多孔体の表面に、反応性官能基を有するシラン化合物を付着させた後、水素雰囲気下でこの多孔体に水素を吸蔵させ、その後、この多孔体の表面にシラン化合物を結合させることからなるケイ素含有無機質多孔体へ水素を吸蔵させる方法である。多孔体は、70%以上の開口部の開口径が3オングストローム〜10オングストロームの範囲内にあるケイ素含有無機質多孔体(特にゼオライト)が好ましい。水素を貯蔵したケイ素含有無機質多孔体について、加熱して、多孔体とシラン化合物との結合を開裂させることにより水素を放出する。ケイ素含有無機質多孔体表面に反応性官能基を有するシラン化合物を付着させ、水素を吸蔵させ、その後、加熱すれば、シラン化合物が多孔体の表面に存在する水酸基と反応して細孔の開口部が塞がれ、細孔内の水素の放出を防止可能となり、更に、水素を吸蔵した多孔体を加熱する場合は、結合が開裂して吸蔵した水素を容易に放出できる。図は、水素貯蔵方法、及び貯蔵された水素の放出方法の概要を模式的に示す図である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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