内部に空洞を有するナノ粒子分散微小ガラスビーズ及びその製造方法

開放特許情報番号
L2010000893
開放特許情報登録日
2010/2/5
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2009-237846
出願日 2009/10/15
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-285335
公開日 2010/12/24
登録番号 特許第5392768号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 内部に空洞を有するナノ粒子分散微小ガラスビーズ及びその製造方法
技術分野 有機材料、無機材料
機能 機械・部品の製造、材料・素材の製造
適用製品 クロマトグラフィー用の充填剤、化粧用のパウダー、薬品の担持および徐放、ドラッグデリバリー、半導体ナノ粒子
目的 一般にナノ粒子は、溶液中で周りのイオンと微妙なバランスの上で分散を保っているため、他の化学種が加えられるとそのバランスが崩れて、凝集や表面の劣化を伴うことが多く、これを防ぐためには、ナノ粒子と磁性粒子や医薬品分子などを微小なガラスビーズ内の別の領域に閉じ込めることが有効であるが、そのような方法は知られていなかったことに鑑み、内部に空洞を有する微小なケイ素系ガラスビーズであって、ガラスビーズ中の空洞ではない部分(ガラス相)にナノ粒子を含むケイ素系ガラスビーズ及びその製造方法の提供。
効果 この内部に空洞を有するケイ素系ガラスビーズは、ガラス相にナノ粒子A(例えば、半導体ナノ粒子、磁性ナノ粒子、金属ナノ粒子等)を分散しており、かつ空洞部分にナノ粒子B(例えば、半導体ナノ粒子、磁性ナノ粒子、金属ナノ粒子等)、薬理活性物質等の機能性物質を担持できる。ガラスビーズの合成時に、これらナノ粒子Aと機能性物質の両者が交じり合うことがないので、蛍光性、磁性、薬効など、それぞれの物質の特性を保持したガラスビーズが作製できる。
技術概要
この技術は、内部に空洞を有する平均粒径20nm〜1μmのケイ素系ガラスビーズであって、ケイ素系ガラス相にナノ粒子Aを含むケイ素系ガラスビーズとする。具体的には、油相に界面活性剤を分散した溶液に、一部が加水分解したケイ素アルコキシドとナノ粒子Aを含む水溶液Xを加えて、水溶液Xを内包する微小な逆ミセル溶液(W/O型エマルション)を形成する。その溶液に、機能性物質を含むアルカリ性水溶液Yを添加すると、水溶液Yは一旦、油相中に分散し、やがて一部が水玉となって微小な逆ミセル内の水相(水溶液X)に移動する。このとき、ナノ粒子Aを含む水溶液Xの水素イオン指数をpH1と表し、機能性物質を含む水溶液Yの水素イオン指数をpH2と表した場合に、pH1とpH2の関係を、7<pH1<pH2<14にすることにより、内部に空洞を有するケイ素系ガラスビーズを形成することができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT