ポリアセン類の合成方法

開放特許情報番号
L2010000739
開放特許情報登録日
2010/1/29
最新更新日
2013/10/29

基本情報

出願番号 特願2008-297593
出願日 2008/11/21
出願人 学校法人日本大学
公開番号 特開2009-143903
公開日 2009/7/2
登録番号 特許第5334169号
特許権者 学校法人日本大学
発明の名称 ポリアセン類の合成方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 ポリアセン類の合成、ペンタセンの合成
目的 ベンゼン環が直線状に縮合した多環芳香族炭化水素であるポリアセン類は、有機半導体、蛍光色素等で注目されている。通常3環から7環の化合物が知られているが、なかでもペンタセンは、分子間凝集力が強く高結晶性を有し、有機半導体中でも高いキャリア移動度を有する。ところが、その合成には有機溶剤や塩基触媒の使用が不可欠で、コスト高、エネルギー・資源の浪費、環境負荷といった問題がある。そこで、ポリアセン類の合成反応を、有機溶媒や酸・塩基触媒を用いることなく、環境負荷を与えないで効率よく、短時間で化学合成できる方法を提供する。
効果 このポリアセン類の合成方法は、有害な有機溶媒や酸・塩基触媒を用いないので、環境調和型の製造方法を提供することができる。また、この合成反応は、多環式化合物であるポリアセン類を合成する上で基本となる反応であるので、各種多環式化合物への反応に応用しうるものである。
技術概要
このポリアセン類の合成方法は、高温高圧水中、触媒無添加において、芳香族アルデヒド2分子と環状ケトン化合物からポリアセン類を合成する。少なくとも1分子中に1個のアルデヒド基を有する芳香族系アルデヒド化合物2分子と、少なくとも1個のケト基を有する環状ケトン化合物1分子から、水のみを溶媒とし、かつ触媒の添加なしに交差アルドール縮合反応が進行し、3環から7環のポリアセン類が効率よく、短時間で合成される。ο−フタルアルデヒド2分子と1,4−シクロヘキサンジオン1分子を原料とする場合、式(1)に示すようにペンタセン−6,13−キノンが生成する。ペンタセン誘導体として、2−アセチルベンズアルデヒド2分子と1,4−シクロヘキサンジオン1分子では、式(2)の反応が進行し、5,7−ジメチルペンタセン−6,13−キノンと5,12−ジメチルペンタセン−6,13−キノンが生成する。温度150℃〜500℃、圧力0.4MPa〜100MPaの高温高圧水環境でポリアセン類の合成が効率よく、短時間で進行する。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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