出願番号 |
特願2007-061378 |
出願日 |
2007/3/12 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2008-221270 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第5023334号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
歯車成形用金型および同歯車成形用金型を備えた押出し成形装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、鋳造・鍛造 |
適用製品 |
歯車成形用金型および同歯車成形用金型を備えた押出し成形装置 |
目的 |
被成形素材を成形歯に押し付けて歯車を成形する歯車成形用金型において、断面減少率を高くすることなく歯車成形における未充填部の発生を抑えて成形性の良い歯車の成形を可能とする歯車成形用金型および同歯車成形用金型を備えた押出し成形装置を提供する。 |
効果 |
成形歯に被成形素材を1回だけ押し付けて歯車を形成する場合に比べて、低い断面減少率で歯車を成形することができるとともに、歯車成形における未充填部の発生を抑えて成形性良く歯車を成形することができる。また、低い断面減少率、すなわち、低い面圧(荷重)によって歯車の成形が可能であるため、歯車成形用金型の寿命を延ばすことができ、歯車成形用金型のメンテナンス性も向上する。 |
技術概要
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図1(A)は、歯車成形用金型100の構成および加工状態を模式的に示した断面図である。この歯車成形用金型100は、円筒状に形成された被成形用素材WKを押出し加工により成形する冷間押出し成形装置に用いられる。歯車成形用金型100は、SKD11やSKS3などの高硬度材料で形成されたマンドレル110とコンテナ120とを備える。マンドレル110の外周面には、目的とする歯車の歯を成形するための成形歯113が案内面112と面一の状態で形成される。コンテナ120の内周面には、被成形素材WKを成形歯113に押し付けるための押圧部123が形成される。押圧部123は、被成形素材WKが案内される上流側に予備成形部123aを備え、予備成形部123aの下方に仕上げ部123bを備える。予備成形部123aは、案内面122から突出して形成され、成形歯113に被成形素材WKを押し当てることにより被成形素材WKに目的とする歯より小さい形状の歯を成形する。図2(A)は他の例の歯車成形用金型の構成および加工状態を模式的に示す断面図であり、(B)は歯車成形用金型における成形歯の側面を拡大して示した断面図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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