出願番号 |
特願2007-048187 |
出願日 |
2007/2/27 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2008-207132 |
公開日 |
2008/9/11 |
登録番号 |
特許第5369276号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
水熱酸化分解処理装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、加熱・冷却 |
適用製品 |
水熱酸化分解処理装置 |
目的 |
反応器内に導かれる被処理物の固化を防止して被処理物を円滑に反応器内に導くことにより、被処理物を効率よく処理することができる水熱酸化分解処理装置を提供する。 |
効果 |
導入路内を流れる被処理物は流体状態を保って反応器内に導かれる。この結果、被処理物を円滑に反応器内に導くことができ、被処理物の酸化処理を効率よく行うことができる。例えば、家畜排泄物および下水汚泥以外のバイオマス系廃棄物(例えば、廃材、食品加工残渣など)、PCB(ポリ塩素化ビフェニル)、ダイオキシンなどの物質も被処理物とすることができる。 |
技術概要
 |
図1は水熱酸化分解処理装置の全体構成を模式的に示すブロック図、図2は図1に示す水熱酸化分解処理装置における冷却器および反応器を示す一部破断断面図、図3、図4は他の例の冷却器および反応器の一部を示す一部破断断面図、である。水熱酸化分解処理装置は、被処理物を酸化処理するための反応器30と、反応器30に被処理物を供給するための導入管12と、導入管12内を流れる被処理物を冷却するための冷却器20とを備える。冷却器20は、導入管12の下流端において下流側から上流側に向けて巻き回された冷却管21内に貯水タンク23に貯留された水を流通させて、導入管12内を流れる被処理物の温度が80℃程度になるように冷却する。また、反応器30は、被処理物の酸化処理によって生成される反応ガスを排出するための排気管61側より導入管12側が低くなるように傾斜して設置される。水熱酸化分解処理装置では、反応器内の水は超臨界水であり、冷却手段は、導入路内を導かれる被処理物の温度が水の臨界温度未満になるように被処理物を冷却する。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|