出願番号 |
特願2007-022729 |
出願日 |
2007/2/1 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2008-189559 |
公開日 |
2008/8/21 |
登録番号 |
特許第5044785号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
尿素化合物およびチオ尿素化合物ならびにこれを用いたオルガノゲル |
技術分野 |
化学・薬品、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
尿素化合物およびチオ尿素化合物ならびにこれを用いたオルガノゲル |
目的 |
従来にない化学構造を有し、優れたゲル化特性を発現する化合物、およびこの化合物を用いた可逆的ゾルゲル転移が可能なオルガノゲルを提供する。 |
効果 |
従来にない化学構造を有し、優れたゲル化特性を発現する化合物、およびこの化合物を用いた可逆的ゾルゲル転移が可能なオルガノゲルが提供できる。 |
技術概要
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式I(図1)(式Iにおいて、Xは酸素原子または硫黄原子、Yはアリール基、Zはアリーレン基、Rは水素原子またはアルキル基である。)で表される尿素化合物またはチオ尿素化合物である。また、この尿素化合物またはチオ尿素化合物、および極性基を有する有機溶剤を含むオルガノゲルである。式II(図2)に示すように、(チオ)尿素化合物はベンゼン誘導体を原料として三段階で合成できる。オルガノゲルの製造方法は、尿素化合物またはチオ尿素化合物、および極性基を有する有機溶剤を混合する工程、混合物に超音波を照射する工程、を含む。また、オルガノゲルを準備する工程、B)オルガノゲルに陰イオンを混合してオルガノゾルに転移させる工程、C)ゲルに臭化亜鉛または三フッ化ホウ素を混合して、再びオルガノゲルに転移させる工程、D)さらに、B)または、B)およびC)工程、を含む、ゾル−ゲル転移方法である。得られるゾルは、臭化亜鉛等を混合することによりゲルに転移できることから、刺激応答ゾルとしてドラッグデリバリーシステム等への応用が可能である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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