出願番号 |
特願2007-027887 |
出願日 |
2007/2/7 |
出願人 |
国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 |
特開2008-190018 |
公開日 |
2008/8/21 |
登録番号 |
特許第4528985号 |
特許権者 |
国立大学法人 筑波大学 |
発明の名称 |
ZnPd系微粒子およびその製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
固体高分子形燃料電池、メタノールの水蒸気改質用触媒 |
目的 |
ZnPd系微粒子およびその製造方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、従来は、Zn↑(2+)イオンの還元が難しいことから技術的に実現することが困難であるとされた亜鉛パラジウム微粒子を実現することができる。また、原材料のモル比、加熱温度、加熱時間をコントロールすることにより、各種のモル比率が異なり、大きさも異なる亜鉛パラジウム微粒子を製造することができる。 |
技術概要
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この技術では、有機配位子存在下にて亜鉛または亜鉛錯体とパラジウム錯体との混合物を還元することにより微粒子を製造することを見出した。即ち、有機配位子存在下にて亜鉛または亜鉛錯体とパラジウム錯体との混合物を還元するので、亜鉛または亜鉛錯体とパラジウム錯体が混合によりそれぞれが分散してよく混ざり合う。その結果、亜鉛原子または亜鉛イオンとパラジウムイオンが近接し、これを還元することにより結合して亜鉛パラジウム微粒子が生成される。生成された亜鉛パラジウム微粒子は、付着した有機配位子に隔てられて粒子が大きくなるのを抑制することができる。ここで、有機配位子とは、金属に結合する有機化合物であり、例えば、オレイン酸、オレイルアミンが望ましい。パラジウム錯体には、例えば、パラジウムアセチルアセトナト錯体Pd(acac)↓2を使うことができる。亜鉛には、例えば、亜鉛粉末を使用することができ、亜鉛錯体には、例えば、酢酸亜鉛を用いることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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