抗癌剤耐性を獲得した癌細胞の抗癌剤感受性を回復する方法

開放特許情報番号
L2010000082
開放特許情報登録日
2010/1/8
最新更新日
2018/1/8

基本情報

出願番号 特願2011-534291
出願日 2010/9/30
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2011/040503
公開日 2011/4/7
登録番号 特許第5382746号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 抗癌剤耐性を獲得した癌細胞の抗癌剤感受性を回復する方法
技術分野 生活・文化
機能 安全・福祉対策
適用製品 増殖性の癌細胞、睾丸腫瘍、膀胱癌、前立腺癌、卵巣癌、固型癌
目的 耐性を獲得しやすいシスプラチンを用いる抗癌治療においては、種々の作用機構に対応した効果的な感受性回復剤の探索は強く望まれていることに鑑み、シスプラチン耐性を獲得した癌細胞に対してシスプラチン感受性を回復する方法、また、癌細胞のシスプラチン耐性獲得能を抑制する方法及びシスプラチンとの併用投与によりシスプラチン抗癌作用を高める薬剤の提供。
効果 シスプラチン耐性を強く獲得した癌細胞であっても、FGF−13遺伝子をターゲットとする薬剤を用いることで、癌細胞のシスプラチン耐性を解除できる。シスプラチンによる抗癌剤治療において、FGF−13遺伝子発現を阻害する遺伝子治療を行うことで、強いシスプラチン耐性を獲得した癌患者のシスプラチン感受性を回復させることができ、またシスプラチンとの併用療法によって、シスプラチン耐性の獲得を心配することのない十分なシスプラチンによる抗癌治療が可能となる。
技術概要
この技術は、FGF13遺伝子の発現阻害物質を有効成分とする、シスプラチン耐性を獲得した癌細胞のシスプラチン感受性を回復するための薬剤組成物である。FGF13遺伝子の発現阻害物質が、FGF13遺伝子を標的とするRNAi物質を細胞内で発現し得るRNAiベクターであるとよい。このFGF13遺伝子発現阻害用ベクター又はFGF活性阻害剤は、抗癌剤耐性、特にシスプラチン耐性を獲得した癌患者に対してのシスプラチン耐性を解除し、再度シスプラチン治療を開始できるようにするために用いることができ、また、シスプラチン治療を施す場合に同時にこのFGF13遺伝子発現阻害用ベクター又はFGF活性阻害剤を投与することで、シスプラチンによる耐性獲得の心配無しに存分な治療を施すことができる。しかしながら、FGF13は、患者細胞内、特に脳内などで重要な働きをしている因子であるため、経口投与や筋肉注射など全身的な投与形態はできるだけ避けることが好ましい。したがって、FGF13遺伝子発現阻害用ベクターを医薬組成物の形態として用いる場合は、典型的には注射剤及びリポソーム製剤として癌患者の癌組織に直接投与することが好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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