出願番号 |
特願2009-227161 |
出願日 |
2009/9/30 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-075833 |
公開日 |
2011/4/14 |
登録番号 |
特許第5303694号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
透明調光部材 |
技術分野 |
電気・電子、機械・加工、輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
透明調光部材 |
目的 |
室内から外を眺めても外の景色が浮き上がったり一部が遮られたりして見えることなく、夏の太陽光を効果的に遮断し、冷暖房付加を大幅に低減することができる透明調光部材の提供を目的とする。 |
効果 |
室内から外を眺めても外の景色が浮き上がったり、一部が欠けて見えることなく、夏の太陽光は効果的に遮断し、冷暖房付加を大幅に低減することができる。 また、シンプルな構造で、窓の本来の機能を活かしつつ、夏の太陽光は遮断し、冬の太陽光を取り入れることが可能となる。また、適宜、必要に応じて、太陽光の遮断、透過を自在に制御することができる。 さらに、自動車のフロントガラスの内側に適用しても好適なものであり、特に夏の暑い日ざし等により室内の温度が非常に高温になるのを効果的に防ぐことが可能となる。 |
技術概要
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透明調光部材はガラスやアクリルなどのプラスチック等の透明材料で構成され、その本体22には、水平方向に延びる円筒状空間23が形成され、その中には、円柱を半分にした形状の透明構造体24が回転可能に設けられる。 透明構造体23はフラットな平面部25と湾曲部26を有し、湾曲部26は透明調光部材本体22の円筒状の壁面と接し、その壁面に沿って回転可能に支持される。円筒状空間23で透明構造体24が設けられていない部分は、半円筒状の空気層27となっている。透明構造体24の平面部25が回転して傾斜角度を変えることで、太陽光28の室内への侵入を遮断するモードと、室内へ透過させるモードとの間でスイッチングを行う。 太陽光28は平面部25の傾斜角度によっては屈折と全反射を起すが、透明構造体24の回転により、その向きや透過性を制御することができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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