薬剤が細胞に与える影響を評価するシステム

開放特許情報番号
L2010000072
開放特許情報登録日
2010/1/8
最新更新日
2015/9/29

基本情報

出願番号 特願2009-217535
出願日 2009/9/18
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-062166
公開日 2011/3/31
登録番号 特許第5510783号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 薬剤が細胞に与える影響を評価するシステム
技術分野 生活・文化
機能 検査・検出
適用製品 薬剤が細胞に与える影響を評価するシステム
目的 全ての癌細胞に対して均一に細胞死誘導活性を有する薬剤もしくは全ての癌細胞に対して増殖を抑制する薬剤、又は癌に対して薬剤が一様に作用するような補助薬剤の開発につながるスクリーニング方法、適切な評価システムを提供する。
効果 既存の抗癌剤、抗癌剤候補物質に対して、種々の癌細胞に対する応答傾向の評価が的確に行うことができる。また、新たな抗癌剤又は抗癌作用増強剤の候補物質スクリーニングも簡便に行うことができ、薬剤耐性の起こりにくい、全ての細胞に対して一様に細胞死又は増殖抑制を誘導できる理想的な抗癌剤の開発に資する技術である。
技術概要
癌細胞を低密度で播種・培養して、コロニーを形成させた後、被検薬剤を添加して細胞画像を経時的に取得し、被検薬剤を添加しない場合と比較し、被検薬剤に対する細胞の増殖率と細胞死の誘導率とをコロニー毎に算出する。次いで、各コロニー毎の値から細胞集団全体の細胞の増殖率と細胞死誘導率の平均値と共に、一細胞毎の両データのばらつき変動係数を算出し、これらの数値をコントロールにより補正して、抗癌剤として又は既知抗癌剤の補助薬剤としての有効性を評価する。また、抗癌剤スクリーニングでは正常細胞の、補助薬剤スクリーニングでは、補助薬剤のみを添加した場合の対照実験を行い、正常細胞に対する影響度を評価する。図1は細胞コロニー毎に異なる薬剤(TRAIL)の効果 HeLa細胞を24wellプレートに播種する。この際、コロニーが区別出来るよう非常に低密度で一細胞毎にバラバラになるように播種する。48時間培養した後TRAILを添加し、コロニー毎のTRAILに対する応答を観測した。その結果、TRAILに対する薬剤の応答がコロニー毎で異なった。図2はシステム工程のフローチャート、図3はガン細胞のTRAIL耐性獲得原因の評価手順である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 対象の癌に対して、被検薬剤として各種の既知siRNAを作用させ評価することで、抗癌剤がターゲットとすべき癌遺伝子をそれぞれの癌特異的に特定することができ、癌の種類、ステージなどに応じた治療に繋がる技術でもある。また、すでに耐性株となった抗癌剤耐性株を感受化する薬剤の探索に用いることもできる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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