好塩菌による木材糖化液を用いたポリヒドロキシアルカノエート(PHAs)等の産生方法

開放特許情報番号
L2010000050
開放特許情報登録日
2010/1/8
最新更新日
2015/9/29

基本情報

出願番号 特願2009-203364
出願日 2009/9/3
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-050337
公開日 2011/3/17
登録番号 特許第5299969号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 好塩菌による木材糖化液を用いたポリヒドロキシアルカノエート(PHAs)等の産生方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 好塩菌による木材糖化液を用いたポリヒドロキシアルカノエート(PHAs)等の産生システム
目的 木材糖化液と無機塩を含むpH8.8〜11の培地においても、生育阻害、発酵阻害が起きず、逆に菌の生育、ポリヒドロキシアルカノエート(PHAs)産生が促進される方法を提供する。
効果 好塩菌による木材糖化液を用いたポリヒドロキシアルカノエート(PHAs)等の産生方法では、PHAs生産に際し従来のようにペプトンや酵母エキス等の高価な有機炭素・窒素源を用いず、木材糖化液を単独もしくは複数の他の炭素源に追加した培地で、PHAsの蓄積を一段階の培養で、他のバクテリアのコンタミネーションが起こりにくい環境で行うことができる。
技術概要
ハロモナス属に属する好塩菌を用いたポリヒドロキシアルカノエート(polyhydroxyalkanoates)(PHAs)製造方法であって、好塩菌を無機塩、木材糖化液、および単一もしくは複数の有機炭素源を含むpH8.8〜11の培地で培養する。また、ポリヒドロキシアルカノエートがポリヒドロキシブチレート(polyhydroxybutyrate)(PHB)である方法である。また、有機炭素源がn−プロパノール、プロピオン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を含み、ポリヒドロキシアルカノエートがヒドロキシブチレートとヒドロキシバレレート(polyhydroxyvalerate)(PHV)のコポリマーである、方法である。また、好塩菌がハロモナス・エスピー(Halomonas sp.)KM−1株(FERM BP−10995)である方法である。図1は好塩菌ハロモナス・エスピーKM−1株を、グルコース量5、8、10%と木材糖化液のサンプルで培養したときに蓄積されたPHBの割合(PHB/乾燥菌体)と培養時間を示したグラフである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 好塩菌は、例えば、安価な栄養塩に加え、エタノール発酵などの過程で生産される木材糖化液を単独もしくは他の炭素源に追加して用いることや、酵母によるエタノール発酵において利用が難しいため問題となっている五炭糖のキシロース、アラビノース等を有効に利用できるため、現状の遺伝子組換えをしていない酵母で木材糖化液をエタノール発酵した残渣または廃液(主にキシロースやアラビノースを含む)を利用して、PHAs等の生産を行うことが可能である。
改善効果2 また、木材糖化液を基質として用いるとヒドロキシブチレートのホモポリマーを形成するが、n−プロパノール又はプロピオン酸を有機炭素源として用いて培養すると、ヒドロキシブチレートだけでなくヒドロキシバレレート13%程度まで構成要素として含むコポリマーの作成も可能である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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