出願番号 |
特願2008-027472 |
出願日 |
2008/2/7 |
出願人 |
独立行政法人放射線医学総合研究所 |
公開番号 |
特開2009-186349 |
公開日 |
2009/8/20 |
登録番号 |
特許第5263931号 |
特許権者 |
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
発明の名称 |
実照射ビーム測定用ビームモニタセンサおよびこれを備えた実照射ビーム測定用ビームモニタ |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ビームモニタセンサおよびこれを備えたビームモニタ |
目的 |
測定されるビームの状態をほとんど破壊することなく、ビームの位置、分布および強度のうちの少なくとも一つを測定することのできるビームモニタセンサおよびこれを備えたビームモニタを提供する。 |
効果 |
ビームが薄膜体と蛍光層を通過するだけであるので、測定されるビームの状態をほとんど破壊することなく当該ビームの位置、分布および/または強度を測定することができる。また、薄膜体の水等価厚および蛍光層の水等価厚の合計を特定の数値範囲に規制することによって、測定されるビームの状態をさらに破壊することなく当該ビームの位置、分布および/または強度を測定することが可能となる。 |
技術概要
 |
図1は、ビームモニタセンサの構成を説明する概念的構成図である。ビームモニタセンサ1は、加速器から輸送されてくるビームを測定するために、ビームが輸送されるビームダクトD内に配置される。そして、図1に示すように、ビームダクトD内のビームの軌道O上に配置される薄膜体2と、薄膜体2上に形成された蛍光層3と、薄膜体2から所定距離離間して設けられ、薄膜体2を撮影する、ビームの軌道O外に設けられた撮影カメラ4を備えた構成となっている。ビームモニタセンサ1で測定されるビームとしては、放射線治療に用いられる重粒子線を用いた放射線ビームを好適に挙げることができる。特に、He(ヘリウム)、Li(リチウム)、Be(ベリリウム)、B(ホウ素)若しくはC(炭素)を核種とする重粒子ビーム、または陽子ビームを好適に用いることができる。ビームモニタセンサ1は、図2に示すように、算出手段20と接続されることによって、ビームモニタ10を構成することができる。図3は、ビームモニタセンサを設置した加速器の構成を示す構成図である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|