出願番号 |
特願2008-106701 |
出願日 |
2008/4/16 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2009-258350 |
公開日 |
2009/11/5 |
登録番号 |
特許第4831780号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
光ファイバコード折曲部及びその製造方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
光ファイバコード折曲部 |
目的 |
複芯POFコードを複芯の並列面内に交差する方向のみでなく、並列面内でも簡単にしかも一定した曲率で折り曲げることができるようにした光ファイバコード折曲部及びその製造方法を提供する。 |
効果 |
室内等の壁や床、天井などに光ファイバコードを沿わせて配線を行う際に、比較的折り曲げが容易な並列面に交差する方向での曲げの他に、折り曲げが困難な並列面内での折り曲げも容易に行うことができ、光ファイバコードの配線施工を容易に行うことができる。 |
技術概要
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図1に示すように、2芯POFコード10は、2本のPOF素線11、12を並列に配置し、被覆部13で被覆して構成されており、図2及び図3に示すように、全体外観が帯状に形成する。POF素線11、12は、光を通すコア15と、外殻部であるクラッド16とから構成される。クラッド16は例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)製であり、厚みが均一の管形状になっている。なお、クラッド16の外側に保護層を設けてもよい。コア15は、内側のインナコアと外側のアウタコアとから構成している。アウターコアは、厚みが均一の管形状となっている。インナーコアは、径が均一の円柱形状である。インナーコアは、屈折率が、アウターコアとの境界でアウターコアと同一であり、アウターコアの境界から中心に向かうに従い次第に高くなる。コア15の直径は特に限定されないが、50〜980μmの範囲内にすることが好ましい。POF素線11、12は、複数の伝播モードを有するマルチモード光ファイバとして用いる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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