出願番号 |
特願2009-115312 |
出願日 |
2009/5/12 |
出願人 |
国立研究開発法人農業生物資源研究所 |
公開番号 |
特開2009-297021 |
公開日 |
2009/12/24 |
登録番号 |
特許第5754681号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
幼若ホルモン応答エレメント |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
幼若ホルモンに応答して活性を有するDNA、幼若ホルモン応答発現用組成物、幼若ホルモンを接触させる工程を含む発現制御方法、核酸または核酸が導入された細胞を含むキット、幼若ホルモン作用のアッセイ方法、非昆虫真核細胞において活性化させる方法と転写活性化剤 |
目的 |
幼若ホルモン(JH)に応答して転写を上昇させるJH応答エレメント(JHRE) およびJHREを用いたJHアゴニストとアンタゴニストのアッセイおよびスクリーニング方法、ならびにJHアゴニストとアンタゴニストを用いた遺伝子発現制御システム、さらにJHに高い応答性を有する遺伝子、蛋白質、並びにその利用を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、遺伝子または蛋白質の発現あるいは幼若ホルモン(JH)応答配列による転写活性化を指標とすることにより、JHを簡便かつ高感度で検出することが可能となる。特にこの遺伝子はクローナルな細胞のiv vitro培養系においてもJHにより非常に高い効率で発現が誘導されることより、個体の表現型等を指標とすることなく培養細胞を用いてハイスループットなスクリーニング系を構築することが可能となった。またJH応答配列を利用すれば目的の遺伝子の発現をJHにより制御することが可能となる。 |
技術概要 |
幼若ホルモン(JH)に対して顕著な応答性を有し、下流の遺伝子の転写をJHに応答して誘導することができる配列(JHRE)を同定したが、このJHREはJHおよびそのアナログに対して用量依存的な転写誘導活性を示し、異種プロモーターと組み合わせて使用することも可能であった。またこのJHREを用いて哺乳動物細胞を用いたJH誘導発現系を構築することもできた。さらに培養細胞等を用いてJHアゴニストおよびアンタゴニストのアッセイやスクリーニングを効率よく実施することが可能となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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