生分解性多孔質中空微粒子、その製造方法および用途

開放特許情報番号
L2009006993
開放特許情報登録日
2009/12/18
最新更新日
2014/9/26

基本情報

出願番号 特願2011-502817
出願日 2010/3/5
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2010/101240
公開日 2010/9/10
登録番号 特許第5574445号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 生分解性多孔質中空微粒子、その製造方法および用途
技術分野 有機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 生分解性多孔質中空微粒子、脂肪族ポリエステル樹脂由来のブロックと親水性高分子由来のブロックとからなるジブロック共重合体、中空構造を有する多孔質微粒子、徐放性医薬製剤、徐放性農薬、酵素固定化担体、触媒固定化担体
目的 多孔質微粒子は、その多孔性および微小性により、例えば徐放性の医薬製剤や農薬の基材として、或は酵素や触媒を固定化する担体等として利用される。特に、脂肪族ポリエステル系樹脂は、生分解性を有し、好適な素材といえる。ところで、従来の製造法では、所望の性状となるよう制御することには困難が伴った。そこで、孔径等の性状を制御しやすい多孔質微粒子の製造方法、ならびに、中空構造を有する新規な形態の多孔質微粒子の製造方法を提供する。
効果 この方法によれば、従来実現できなかった中空構造を有する多孔質微粒子を、常温で比較的容易に製造でき、しかも、この製造方法においては、製造原料であるジブロック共重合体の親水性高分子由来ブロックの長さを調節するという簡明な方法により、所望の平均細孔径を有する多孔質微粒子を製造できる。また、ジブロック共重合体を溶解する有機溶媒としてハロゲンを有するものを使用しなくても多孔質中空微粒子を製造でき、生体や環境への安全性が高い。さらに、独特のカプセル構造を有するため、新たな性能を有する製品の開発が期待される。
技術概要
この多孔質微粒子は、構成成分のヒドロキシカルボン酸又はジカルボン酸の炭素数が2〜6の脂肪族ポリエステル樹脂由来のブロックと親水性高分子由来のブロックとからなるジブロック共重合体により形成された、中空部を有する。好ましくは、この多孔質微粒子の平均外径が0.05〜500μmであり、その微粒子全体に存在する平均細孔径が0.005〜10μmで、かつ中空部の平均径が0.01〜450μmである。この多孔質微粒子の製造は、まず、構成成分のヒドロキシカルボン酸又はジカルボン酸の炭素数が2〜6の脂肪族ポリエステル樹脂由来のブロック及び親水性高分子由来のブロックからなるジブロック共重合体を、飽和溶解量以下の水を含んでいてもよい有機溶媒と混合し、次いで、この調製物と水との混合物を乳化してエマルションを形成させ、そして、得られたエマルションから有機溶媒を留去することにより多孔質微粒子を形成させる。水の量を有機溶媒に対する飽和溶解量以下とすることにより、中空部を有する多孔質微粒子が得られる。ジブロック共重合体中の親水性高分子由来の部位の長さを比較的長くすることで、多孔質微粒子の細孔径を大きくできる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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