出願番号 |
特願2008-282792 |
出願日 |
2008/11/4 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2010-111588 |
公開日 |
2010/5/20 |
登録番号 |
特許第5255994号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
核内受容体リガンド |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
レチノイドX受容体に結合し、その作動性若しくは拮抗性作用を有する新規なレキシノイド化合物に適用する。 |
目的 |
特定の複素環骨格構造を有する新規なレキシノイド化合物を提供する。 |
効果 |
例えば、抗アレルギー剤、抗がん剤、抗炎症剤等の医薬品の有効成分として有用なレキシノイド化合物が得られる。 |
技術概要
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式1(R↑1、R↑2は直鎖アルキル鎖等を有するアルコキシ;R↑3はH、アルキル等;環A、環Bは芳香環;N−Y−Xは5〜7員環で、5員環の場合はNH−CH↑2、O−CO等;Zはカルボン酸エステル、カルボニル等)、式2、式3、式4(R↑5はアルキル、アルケニル等)、式5で表される化合物にする。この化合物は、従来のレキシノイド化合物とは異なる構造を有する新規なレキシノイド化合物であって、式6の化合物が例示され、例えば図に示す反応スキームに従って合成される。この化合物は、例えば、レチノイドを含む医薬を併用して投与する場合は、レチノイドの生理作用(細胞分化作用、細胞抑制作用等)を顕著に増強するシナジスト作用を有し、また、レチノイドを投与しない場合でも、生体内に既に存在するレチノイン酸の作用を増強する効果を示すので、この化合物を有効成分とし、必要なら他の医薬を加えた医薬組成物を調製して、例えば抗アレルギー剤、抗がん剤用として経口または非経口的に用いることができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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