出願番号 |
特願2011-526790 |
出願日 |
2010/8/13 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2011/019078 |
公開日 |
2011/2/17 |
登録番号 |
特許第5316912号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
フレキシブル熱電発電デバイスの高速製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
高速連続作製、AD膜、熱電材料膜、熱電材料セラミックス |
目的 |
AD法を用いてpn型のフレキシブル熱電発電デバイスを作成し、熱電発電特性が異なるp型とn型とを組み合わせたpn型デバイスの最大発電量を簡単に得ることができかつ管に巻き付けて使用するのに好適なフレキシブル熱電発電デバイスの高速製造方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、AD法を用いるので、ポアな構造体膜から緻密な構造体膜に制御でき、さらに数十ナノメートル以下の粒径をもつナノ結晶体構造体を形成することも可能である。ポアな構造体は、電気伝導性を確保しつつ、微結晶体であるために多くの粒界を有し、例えばCoSb↓3とFeSb↓2の混合粉末、Bi−Sb−Teの合金粉末やセラミックス系熱電発電材料においては熱伝導因子であるフォノンが散乱され易くなり、結果、大幅な熱伝導率の減少が期待される。 |
技術概要
|
この技術は、AD法によりフレキシブル熱電発電デバイスの高速製造を可能とする。即ち、フレキシブルテープ上に導電性テープを、矩形状に間隔をあけてフレキシブルテープの長手方向に並べて設け、各々の矩形状の導電性テープ上には、AD法にて短冊形状に所定数のp型素子と所定数のn型素子を形成し、かつ、p型素子及びn型素子は多結晶膜として全て同じ短冊形状であって、短冊形状の長手方向がフレキシブルテープの長手方向と直交する向きから所定角度だけずらして成膜され、他方の基板となるフレキシブルテープ上に導電性接続テープを、矩形状に間隔をあけて並べて設け、一方と他方のフレキシブルテープを導電性接続テープの接続性を利用して貼り合わせ、全体として直列に接続されたフレキシブル熱電発電デバイスを製造する方法であって、p型素子とn型素子の素子数の比を、接続される外部負荷とのインピーダンス整合をとるように選定する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|