出願番号 |
特願2008-059125 |
出願日 |
2008/3/10 |
出願人 |
学校法人同志社 |
公開番号 |
特開2009-218772 |
公開日 |
2009/9/24 |
登録番号 |
特許第5152789号 |
特許権者 |
学校法人同志社 |
発明の名称 |
光時分割多重化方法および装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
光時分割多重化装置 |
目的 |
光時分割多重化技術において、簡単な構成で、隣接光パルス間の位相差を安定化させる。 |
効果 |
波長可変レーザと光パルスを合成した信号を遅延手段に入力し、波長可変レーザの信号成分を用いたフィードバック制御を行うことによって遅延手段の動作を安定化させることにより、多重化光信号の隣接パルス間の位相差を安定化させることができる。したがって、高速電子回路を用いる必要がなく、簡単な構成によって多重化光信号の隣接パルス間の位相差の制御、安定化を行うことができる。 |
技術概要
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図1は光時分割多重化方法のフロー図である。光パルスにこれと波長が異なる波長可変レーザ光を合成した信号を遅延手段に入力する(S1)。遅延手段において、入力光信号を2つの光信号に分岐し、分岐した2つの光信号に光路差を生じさせ、これら2つの信号の相互に遅延を与え、それらの光信号を再び合成して多重化光信号を生成する。このとき、分岐した2つの光信号のうちの一方の光路長を微小変動させる(S2)。この一方の光路長の微小変動に伴う波長可変レーザ光に関する遅延手段の出力の変動を測定し(S3)、出力が最大または最小となる位置、またはそれら以外の特定の値となる位置で、出力の変動が最小になるように遅延手段の光路差を制御する(S4)。それによって、遅延手段から出力される多重化光信号の隣接パルス間の位相差を安定化する(S5)。図2は、光時分割多重化装置の構成を示すブロック図である。波長可変レーザ光の信号成分を用いて、ロックインアンプ10によるフィードバック制御を行うことにより、遅延干渉計2の動作点が制御、安定化され、それによって、多重化光信号の隣接パルス間の位相差が安定化される。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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