出願番号 |
特願2006-055079 |
出願日 |
2006/3/1 |
出願人 |
国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 |
特開2007-230827 |
公開日 |
2007/9/13 |
登録番号 |
特許第4945746号 |
特許権者 |
国立大学法人宇都宮大学 |
発明の名称 |
保水性ブロックおよびペーパースラッジ灰を用いた低スランプ硬練り水硬性組成物 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
保水性ブロックおよびペーパースラッジ灰を用いた低スランプ硬練り水硬性組成物 |
目的 |
吸水性および長期の保水機能を有する保水性ブロックおよびPS(ペーパースラッジ)灰の大量使用が可能な低スランプ硬練り水硬性組成物を提供する。 |
効果 |
吸水性および長期の保水機能を有する優れた保水性ブロックが得られ、また用途の特定されない低スランプ硬練り水硬性組成物として、廃棄物であるPS灰を大量に有効利用しつつ、強度的に優れた即脱可能なコンクリートが得られる。 |
技術概要 |
水硬性組成物からなる多孔質の保水性ブロックにおいて、絶乾状態のブロック全体を水中に浸して24時間吸水させた後の単位体積当たりの保水量が0.15g/cm↑3以上、絶乾状態のブロックの下端部を水に浸し30分経過した後のブロックの質量M↓3↓0と十分に湿潤状態としたときのブロックの質量M↓c↓wの比の百分率(M↓3↓0/M↓c↓w)×100%としての吸上げ高さが70%以上、曲げ強度が3N/mm↑2以上であり、十分に湿潤状態とした状態から100〜110℃で加熱して絶乾状態となるまでの湿潤−絶乾時間が48時間以上である。水硬性組成物は、セメント、パーライトくずおよびペーパースラッジ灰が配合された超硬練りの即脱可能なコンクリートであり、ペーパースラッジ灰について単位ペーパースラッジ灰量が100〜300kg/m↑3である。単位セメント量が150kg/m↑3以上、かつ単位ペーパースラッジ灰量が100〜300kg/m↑3の範囲でペーパースラッジ灰を配合した低スランプ硬練り水硬性組成物である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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