出願番号 |
特願2009-176952 |
出願日 |
2009/7/29 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-030445 |
公開日 |
2011/2/17 |
登録番号 |
特許第5322229号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
マイクロチップおよび培養条件探索方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
マイクロチップおよび培養条件探索システム |
目的 |
効率よく、かつ信頼性の高い培養条件の探索を低コストで実現できるマイクロチップおよび培養条件探索方法を提供する。 |
効果 |
行列をなすように配列されたチャンバー部が、列ごとに所定の足場因子で修飾され、これらチャンバー部には行ごとに所定の液性因子を導入する導入流路が接続されているので、足場因子と液性因子の多数の組み合わせを一度に試験することができる。このため、対象となる細胞の培養条件を網羅的に試験することができる。例えば幹細胞を特定の細胞に分化誘導するために最適な環境条件を探索することができる。多数の組み合わせを一度に実現できるため、効率よく、かつ信頼性の高い条件探索を低コストで実現できる。 |
技術概要
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図1は、マイクロチップ1の全体を示す平面図であり、図2はマイクロチップ1の要部を拡大した平面図であり、図3はマイクロチップ1の要部を拡大した断面図である。マイクロチップ1の長手方向(図1における左右方向)を第1方向といい、マイクロチップ1の短手方向(図1における上下方向)を第2方向という。図2および図3に示すように、マイクロチップ1は、平板状の主板部2と、これに重ね合わされる平板状の基板部3とによって構成することができる。複数のチャンバー部4が、複数の行および複数の列からなる行列をなすように配列されたマイクロチップ1。列10A、10Bに属するチャンバー部4の内面が、細胞の接着を促す第1の足場因子8Aで修飾され、列10C、10Dに属するチャンバー部4の内面が、第2の足場因子8Bで修飾されている。行9A、9Bに属するチャンバー部には、第1の液性因子6aを含む液を導入する第1導入流路12Aが接続され、行9C、9Dに属するチャンバー部には、第2の液性因子6bを含む液を導入する第2導入流路12Bが接続される。図4は足場因子で修飾されたマイクロチップを示す平面図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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