出願番号 |
特願2008-002603 |
出願日 |
2008/1/9 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2009-165037 |
公開日 |
2009/7/23 |
登録番号 |
特許第5035846号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
ドハティ増幅回路 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、その他 |
適用製品 |
情報通信システム、無線通信システム |
目的 |
この発明は、良好な電力効率と歪み特性と、インピーダンス変換による回路損失の低減及び周波数帯域の広帯域化の両方を実現できる増幅回路を提供する。 |
効果 |
この発明によれば、良好な電力効率と歪み特性と、インピーダンス変換による回路損失の低減及び周波数帯域の広帯域化の両方を実現できる増幅回路を提供することができる。 |
技術概要
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ドハティ増幅回路は、互いに位相が逆の1対の入力信号がそれぞれに入力される第1及び第2ノードと、キャリア増幅器と、キャリア増幅器の入力と第1ノードとの間に接続された第1伝送線路と、第2ノードに入力が接続されたピーク増幅器と、第1バランと、第2伝送線路とを具備している。 第1バランの第1平衡ポートは、キャリア増幅器の出力に接続され、第1バランの第2平衡ポートは、第2伝送線路を介してピーク増幅器の出力に接続されている。第1伝送線路と第2伝送線路の電気長は、第1平衡ポートに入力される信号と第2平衡ポートに入力される信号とが、互いに位相が反転した1対の平衡信号を構成するように決定される。 このように構成されたドハティ増幅回路は、直列負荷構成のドハティ増幅回路として機能する。直列負荷構成のドハティ増幅回路は、並列負荷構成のドハティ増幅回路と同様な利点(即ち、良好な電力効率と歪み特性)を有する上、直列負荷構成のドハティ増幅回路では、キャリア増幅器及びピーク増幅器の内部におけるインピーダンス変換比を小さくできる。従って、ドハティ増幅回路は、インピーダンス変換による回路損失の低減及び周波数帯域の広帯域化を実現できる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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