コグニティブ無線通信ネットワークシステムおよびコグニティブ通信方法

開放特許情報番号
L2009006237
開放特許情報登録日
2009/11/6
最新更新日
2023/1/17

基本情報

出願番号 特願2008-048141
出願日 2008/2/28
出願人 独立行政法人情報通信研究機構
公開番号 特開2009-206933
公開日 2009/9/10
登録番号 特許第5278892号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 コグニティブ無線通信ネットワークシステムおよびコグニティブ通信方法
技術分野 情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 コグニティブ無線通信ネットワークシステム
目的 エンドツーエンドの品質サービスを維持するとともに、ユーザが嗜好や状況などに応じて好適な無線状況を選択することができ、かつ、多くの無線アクセスネットワークが接続され、スケールが大きくなった場合にも対応できるように、ネットワーク側の装置の情報処理の負担を軽減できる、無線通信ネットワークシステムおよびコグニティブ通信方法を提供する。
効果 周波数を有効使用したシームレスな無線通信が可能となり、異なる無線アクセスネットワークを越えた異なるオペレータの多くのリンクを結合した場合に、自律分散した最適化技術によって無線リソースの利用を最適化することができる。また、このような通信端末主導の管理によれば、アプリケーション要求など通信端末やネットワークで利用可能な情報およびユーザーの好みに関し、ユーザー自身で最終的な決定を行うことができ、ユーザーの意向による通信端末やネットワークの制御が可能となる。
技術概要
図1はグニティブ無線通信ネットワークシステムの全体図、図2は図1におけるコグニティブ無線通信ネットワークシステムの一部を拡大して示した、マネージャと基地局の連係図、図3はコグニティブ無線通信ネットワークシステムの構成図である。コグニティブ無線通信ネットワークシステム1は、それぞれが種々のシステムの電波中継を行う基地局2a、2b、3a、3b、Na、Nbなどを内設する複数の無線アクセスネットワーク(RAN)2、3、Nと、無線アクセスネットワークに共通のプラットホームを提供する共通コアネットワーク(CCN)7と、無線アクセスネットワークの1以上と通信可能な通信端末5と、共通コアネットワーク7に設けられた通信端末およびネットワークの通信状態を管理するコグニティブネットワークマネージャ9とを含む。そして、共通コアネットワーク7には、各無線アクセスネットワークが接続される。例えば、携帯電話や無線LAN、Bluetooth、WiMAXなど、周波数や通信方式、料金体系、事業主などの異なるものを無線アクセスネットワークとして接続し、相互に周波数の有効利用を図ることができる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 無線通信端末から詳細な無線状況の収集を可能としたため、それに基づいたより精度の高い通信端末およびネットワークの制御が可能となり、マネージャ機能が分散され、ネットワークオペレータが所有する装置の情報処理の負荷を軽減でき、結果としてネットワークのキャパシティーを増加させたコグニティブ無線通信ネットワークシステムを提供することができる。
改善効果2 また、コグニティブネットワークマネージャと、コグニティブ端末マネージャとの連携により、無線通信端末のリコンフィギュレーションを迅速に判断、決定を可能とした、コグニティブ通信方法を提供することができる。さらには、基地局を、無線アクセスネットワーク(RAN)の通信条件に切替えて、ネットワーク全体を効率的に通信可能とした、基地局のリコンフィギュレーション方法を提供することができる。
アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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