光伝送体及びその製造方法
- 開放特許情報番号
- L2009006193
- 開放特許情報登録日
- 2009/10/30
- 最新更新日
- 2022/9/1
基本情報
出願番号 | 特願2008-052028 |
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出願日 | 2008/3/3 |
出願人 | 独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2009/9/17 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 | 光伝送体及びその製造方法 |
技術分野 | 情報・通信、有機材料 |
機能 | 機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 | 光ファイバ |
目的 | この発明は、従来の光伝送体の光学特性を維持しつつ、耐熱性に優れた光伝送体及びその製造方法を提供する。 |
効果 | この発明によれば、従来の光伝送体の光学特性をもち、かつ、耐熱性により優れた光伝送体を製造することができる。 |
技術概要![]() |
光伝送体として用いられるプラスチック光ファイバには、ドーパント(屈折率上昇剤添加)タイプと共重合タイプがあるが、一般にはドーパントタイプの光ファイバの方が優れている。しかし、ドーパントタイプの光ファイバには耐熱性の問題がある。 この発明の光ファイバは、コアとクラッドから構成されており、コアにはポリメチルメタクリレート(PMMA)にドーパントが添加されており、外周のクラッドは、ポリメチルメタクリレートが使用されており、その屈折率はコアの屈折率より低い値に形成されている。コアにはドーパントとしてジベンゾフェン(DBT)、または9−ブロモフェナントレン(BPT)が用いられ、コアの中央部のドーパント含有率が3以上25以下の範囲で、コアの外周部の方向にいくに従い濃度が連続的に低くされ、外周部のドーパント含有率がゼロになっていることが好ましい。この様にドーパントとして、DBT或いはBPTを用いることによってPMMAのガラス転移温度以下に低下することが防止され、プラスチック光ファイバの耐熱性を向上させることができる。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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