出願番号 |
特願2000-335689 |
出願日 |
2000/11/2 |
出願人 |
白鳥製薬株式会社 |
公開番号 |
特開2002-145752 |
公開日 |
2002/5/22 |
発明の名称 |
皮膚外用剤及び皮膚外用剤組成物 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
皮膚外用剤、皮膚外用剤組成物、美白剤、キンバイザサ科植物の抽出物 |
目的 |
皮膚外用剤には、これらに所定の薬効を付与することを目的として薬効成分が加えられているが、美白剤においては、美白・美肌効果が十分でなかったり、あるいは、製剤中で変質するなどして所期の薬効が得られない場合があり、その改善が望まれていた。そこで、色素沈着の発生を防止するなど皮膚に対する優れた美白・美肌効果を有する皮膚外用剤およびその組成物を提供する。 |
効果 |
この皮膚外用剤および皮膚外用剤組成物は、特定の植物からの抽出物を含有することで、色素沈着に対し高い抑制効果を発揮し、肌のくすみ、日やけなどによる皮膚の黒化、シミ、ソバカスの防止及び改善等に有効であり、美白・美肌効果に優れており、美白や美肌を目的とする化粧品や医薬品等として有効に利用することができる。 |
技術概要
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キンバイザサ科植物の抽出物を含有する皮膚外用剤、ならびに(a)キンバイザサ科植物の抽出物、(b)美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、紫外線防止剤から選ばれる薬効剤を含有する皮膚外用剤組成物に関する。用いられるキンバイザサ科植物の抽出物は、例えば、これら植物の全草、あるいは葉、茎、花弁、種子、地下茎、根茎、根等の何れかを裁断した後、低温もしくは常温〜加温下で適切な溶媒により抽出することにより得られる。好ましい抽出方法の例としては、含水濃度0〜100vol%のエタノールまたは1,3−ブチレングリコールを用い、室温にて1〜5日間抽出を行ったのち濾過し、得られた濾液をさらに1週間ほど放置して熟成させ、再び濾過を行う方法が挙げられる。キンバイザサ科植物は、その種類や産地は特に限定されないが、タイ原産植物であるモリネリア ラティフォリアが好ましい。植物抽出物を安定に配合することができ、かつ、高い美白・美肌効果を発揮することができる抽出物の含有量は、乾燥固形分として好ましくは0.00001〜5質量%である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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