超平坦光周波数コム信号発生器

開放特許情報番号
L2009005728
開放特許情報登録日
2009/10/9
最新更新日
2023/1/17

基本情報

出願番号 特願2008-015911
出願日 2008/1/28
出願人 独立行政法人情報通信研究機構
公開番号 特開2009-175576
公開日 2009/8/6
登録番号 特許第5299859号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 超平坦光周波数コム信号発生器
技術分野 情報・通信、電気・電子
機能 制御・ソフトウェア、機械・部品の製造
適用製品 情報通信機器、光通信機器
目的 この発明は、単一の光変調器を用い、光周波数間隔が等しく、かつ平坦な光スペクトル特性を持つ光周波数コム発生器を提供する。
効果 この発明によれば、所定の条件において光変調器を駆動することにより、単一の光変調器によって、平坦なベクトル特性を有する光周波数コムを発生することができる。これにより、2種類の駆動信号(変調信号)を印加するマッハツェンダ型光変調器を用いた光周波数コム発生器に比べ構造が簡潔になるほか、二つの変調信号により駆動する必要がなくなるので、駆動系が簡潔になるほか操作も容易になる。
技術概要
近年、等間隔の周波数差を有する複数の光周波数成分を同時に生成する機能を有する光周波数コム発生技術に大きな期待が持たれている。その方法として、大きな振幅を有する駆動信号を用いてLiNbO↓3変調器を駆動すると、電気光学効果により位相変調光を得ることができる。しかし、光周波数コムを得ることができるものの、位相変調光の各周波数成分の光強度は駆動信号の振幅に大きく依存して平坦なスペクトル特性を得ることが難しい。 光周波数コム発生装置は、駆動信号系及びバイアス信号系が、第1の駆動信号、第2の駆動信号及びバイアス信号を、下記式を満たすように駆動する。 ΔA±Δθ=π/2 (ここで、ΔA及びΔθは,それぞれΔA≡(A↓1−A↓2)/2、及びΔθ≡(θ↓1−θ↓2)/2と定義され、A↓1及びA↓2はそれぞれ第1の変調電極及び第2の変調電極に誘導される光位相シフト振幅を示し、θ↓1及びθ↓2はそれぞれ第1の導波路及び第2の導波路内で誘導される光位相シフト量を示す)
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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