改善効果1 |
梃子の脚部分の先端に先細りの支部を備える構成を採ることによって、方向転換を行っている際に、枕木や敷石に先端が食い込むことで回転軸のズレが生じ難く、安全に方向転換を行う事ができる。ガイドホイールが、軌道レールの内面に向かって下向きに傾斜する踏面を備えると共に、軌道レールの内側に接するフランジを備えることによって、比較的スピードが出た場合であっても、軌道レールに沿って安全に曲がることができる。 |
改善効果2 |
固定手段は、各自転車について、前輪の車軸を支持する前輪スタンドと、後輪のタイヤを回転可能に把持する溝が保持面に周設され後輪を弾性的に下支えする従動ホイールとで構成されることによって、踏面の構造を以ってフレームが左右何れかに傾斜し、左右のフレーム高が変化した場合であっても、従動ホイールがその変化に追従し、自転車の後輪と、軌道レールの踏面との密着を常に良好に保つ事ができる。 |
改善効果3 |
軌道レールと搭載した自転車の前後輪とが密着する構造を採る結果、自転車の前後輪の両ブレーキを有効に活用することができ、制動力が不足する場合には、方向転換手段を、緊急用の補助ブレーキとして併用できる他、パーキングブレーキとして用いることもできる。 |