出願番号 |
特願2009-128887 |
出願日 |
2009/5/28 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-273599 |
公開日 |
2010/12/9 |
登録番号 |
特許第5311398号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
グリセリン誘導体の製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、医薬品、化粧品、化学品製造の中間原料等として広い分野で利用される。 |
目的 |
バイオプロセスにより、グリセリン酸やジヒドロキシアセトンといった有用なグリセリン誘導体を安価かつ効率的に生産する技術を新たに構築することにあり、特に、粗グリセリンを原料としてグリセリン誘導体を製造する手段を提供する。 |
効果 |
油脂のエステル交換の際、副生され、廃棄物として扱われるような安価な原料である粗グリセリンを煩雑な前処理なしで利用することが可能となり、製造コストの削減が期待できる。 |
技術概要
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グリセリン含有培地に、グリセリンからグリセリン酸を生産する能力を有する微生物を培養して、グリセリン酸またはジヒドロキシアセトンを選択的に製造する方法であって、メタノールを含まないグリセリン含有アルカリ溶液、及びメタノール含有グリセリン溶液のいずれかを選択して培地にフィードしながら、微生物を培養することにより、グリセリン酸またはジヒドロキシアセトンを選択的に製造する。尚、グリセリンからグリセリン酸を生産する能力を有する微生物を、グリセリン含有培地に、メタノールを含まないグリセリン酸含有アルカリ溶液をフィードしながら培養し、培地からグリセリン酸を採取する。また、グリセリンからグリセリン酸を生産する能力を有する微生物が、グルコノバクター属の細菌から選ばれた微生物である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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