出願番号 |
特願2010-518079 |
出願日 |
2009/6/26 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2009/157554 |
公開日 |
2009/12/30 |
登録番号 |
特許第5663736号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
プルシアンブルー型金属錯体ナノ粒子構造体の製造方法、これにより得られる構造体、これを用いた構造体配設基板、エレクトロクロミック素子、整流装置、及び光応答素子 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属錯体化合物、医薬品、発光材料、塗料 |
目的 |
水分散性のプルシアンブルー型金属錯体ナノ粒子の利点を活かし、煩雑な工程や過剰量の原料を使用せずに薄膜やその積層膜を有し、微細加工を施した構造体とすることができ、水等の接触に対して基板から剥離することを抑制・防止したプルシアンブルー型金属錯体ナノ粒子構造体の製造方法、これにより得られる構造体、これを用いた構造体配設基板、整流素子、光応答素子、及びエレクトロクロミック素子の提供の目的。 |
効果 |
本技術の製造方法によれば、水分散性の分散体の利点を活かし、煩雑な工程や過剰量の原料を使用せずに、薄膜や積層膜の製膜や微細加工を施したプルシアンブルー型金属錯体ナノ粒子の構造体とすることができ、しかも作製された構造体に水等の接触に対して基材からの剥離を抑制・防止しうるなどの安定性を付与することができるという優れた作用効果を奏する。 |
技術概要
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本技術は、プルシアンブルー型金属錯体からなるナノ粒子を基材に配設して構造体をなすに当たり、下記a〜dのいずれかの工程により安定化された構造体とすることを特徴とするプルシアンブルー型金属錯体ナノ粒子の構造体の製造方法である。(a:基材のナノ粒子を配設する面が仕事関数4.5eV以上の原子M↓Sで構成されたものとする工程。)(b:ナノ粒子に電気化学的処理を施す工程。)(c:ナノ粒子を金属もしくは金属錯体のイオンを含む剤で処理する工程。)(d:ナノ粒子を加熱する工程。)また、ナノ粒子を水性媒体もしくはアルコール溶媒からなる媒体に分散させた分散液とし、この分散液を基材に塗布し、媒体を乾燥除去してナノ粒子を基材に配設することを特徴とする構造体の製造方法である。また、金属もしくは金属錯体のイオンにおいて、この金属のイオンが金属原子M↓Eの陽イオンであり、この金属錯体のイオンが金属原子M↓Fを有する金属錯体陰イオンであることを特徴とする構造体の製造方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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