出願番号 |
特願2008-010724 |
出願日 |
2008/1/21 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2009-171847 |
公開日 |
2009/8/6 |
登録番号 |
特許第4962331号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
土地の汚染改良構造およびその方法 |
技術分野 |
土木・建築、化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、洗浄・除去、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
重金属(カドミウム、銅、亜鉛、クロム、ヒ素、コバルト)に汚染された土地の汚染改良構造、重金属(カドミウム、銅、亜鉛、クロム、ヒ素、コバルト)に汚染された土地の汚染改良方法 |
目的 |
重金属で汚染された農地に対し作物の生育上必要な土壌水の上向き浸潤を妨げることなく、重金属が上層の作土へ移行するのを抑制する土地の汚染改良構造およびその方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、重金属を含む下側の土壌と投入される上側の土との間に、透水性を有し重金属を吸着する吸着材の層を下層側に、透水性を有し植物の根が下側土壌へ伸張するのを阻止する伸張阻止材の層を上層側にそれぞれ配設するようにしたので、たとえ下側に重金属で汚染された土壌が存在しても、上側に投入される土が重金属に汚染されるのを抑制することができ、低コストでかつ短期間で植物や作物を植えることができる。 |
技術概要 |
第1の工程で重金属を含む土壌の表面に水の通過を許容し重金属を吸着する炭を敷設し、第2の工程で敷設された炭の層に透水性を有し植物の根が下側土壌へ伸張するのを阻止する防根透水シートを敷設し、第3の工程で敷設された防根透水シートに清浄な土を投入されて整地し、造成を完了するようにした土地の汚染改良方法である。土壌水が浸透して上方に移動しても炭により重金属吸収され、防根透水シート上の投入された土には重金属が除去された清浄な土壌水が浸透するため、投入された土が重金属で汚染されにくく、投入された土で植物を栽培しても重金属の汚染をきわめて低レベルに抑えることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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