放射性廃液のガラス固化処理方法

開放特許情報番号
L2009004931
開放特許情報登録日
2009/8/21
最新更新日
2015/8/6

基本情報

出願番号 特願2007-286060
出願日 2007/11/2
出願人 独立行政法人 日本原子力研究開発機構
公開番号 特開2009-115490
公開日 2009/5/28
登録番号 特許第4665103号
特許権者 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 放射性廃液のガラス固化処理方法
技術分野 その他
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 放射性廃液のガラス固化処理方法
目的 放射性廃液のガラス固化処理に際し、ガラスの軟化点以下の低温でガラス固化できるように工夫することで、設備材料の侵食や放射性元素の揮発を抑制し、設備やメンテナンスの費用を大幅に削減できるようにする。
効果 放射性廃液のガラス固化処理方法は、ガラス原料に主にアルコキシドを用いることで、軟化点(ホウケイ酸ガラスであれば約600℃)以下の温度でガラス固化体を製造することが可能となる。これにより、侵食性の高い溶融ガラスを取り扱う必要がなくなり、設備材料の侵食が抑制され、メンテナンス費用を削減することができる。また、高レベル放射性廃液には多くのセシウムが含まれているが、全工程を通じてセシウムの沸点未満で取り扱うことができるので、回収設備も簡略化できる。
技術概要
図1は、ガラス固化処理方法を示す工程図である。これは、バルク乾燥方式である。放射性廃液10中に、必要なガラスの物性(転移温度、融点、強度等)を得るための水溶性原料を添加する。水溶性原料としては、例えば金属硝酸塩を用いる。また、次に添加する親油性アルコキシド原料を水溶性の廃液と混和し、加水分解を促進するための溶媒を添加する。この溶媒には、エタノールやメタノールなどのアルコールを用いる。その後、前記水溶性原料と同様、必要なガラスの特性を得るために、ケイ酸エチルやケイ酸メチルなどの親油性アルコキシド原料を添加し、混和する。そして、適当な温度に加熱し超音波を加えるなどして加水分解・重合反応を進め、ゾルをゲル化する。ひび割れを防ぐ簡易な方法として、一度に処理するゲル量を制限し、加熱によって徐々に乾燥させる。最後に、その乾燥ゲルをガラス軟化点以下の温度で熱処理し、ゲル中の結晶水、溶媒を分解、揮発させ、焼結させることにより緻密なガラス固化体12にする。図2は、ガラス固化処理方法の他の例を示す工程図である。これは、粉砕乾燥方式である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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