出願番号 |
特願2006-017809 |
出願日 |
2006/1/26 |
出願人 |
学校法人近畿大学 |
公開番号 |
特開2007-197565 |
公開日 |
2007/8/9 |
登録番号 |
特許第4851799号 |
特許権者 |
学校法人近畿大学 |
発明の名称 |
高分子微粒子の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高分子微粒子 |
目的 |
表面に修飾が可能な二次的反応性官能基を有しているとともに、均一な粒径の高分子微粒子を特殊で大がかりな設備を使用することなく容易、かつ大量に製造できる方法を提供する。 |
効果 |
この高分子微粒子製造方法は、放射線照射設備など特殊な設備を使用しないため、合成スケールを大きくすることが容易である。したがって、表面修飾された高分子微粒子が容易、かつ大量に製造できるようになり、その製造コストを下げることができる。また、この発明により製造した高分子微粒子は、その表面に様々な官能基を付加させ、それら官能基と反応する化学物質や生体物質により表面修飾することもできる。 |
技術概要 |
高分子微粒子製造方法は、架橋性モノマーを有機溶媒に溶解して原料溶液を得る工程、原料溶液に重合開始剤又は重合開始剤の溶液を添加して反応溶液を得る工程、原料溶液に重合開始剤又は重合開始剤の溶液を添加し、誘導期間中に攪拌して反応溶液を得る工程と、反応溶液を静置した状態で加熱して重合反応させる工程と、の各工程を含む。使用する架橋性モノマーとしては、ジエチレングリコールジメタクリレートなどを例示することができる。なお、モノマーとして、架橋性モノマーに加えて、スチレンモノマー、アクリルアミド、アクリル酸およびメチルアクリレート等のアクリル酸エステル類、メタアクリル酸およびメチルメタクリレート等のメタアクリル酸エステル類などの非架橋性モノマーを加えてもよい。有機溶媒としては具体的には、架橋性モノマーに対する良溶媒が挙げられ、好ましくは酢酸エチル、酢酸プロピルなどのエステル類、アセトン、アセトニトリル、ジエチルケトンなどのケトン類などを例示することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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